Bリーグ(バスケ)の一眼カメラ・スマホ撮影において気を付けたいこと5点(ルール・マナー以外についても)
shu-kg.hatenablog.com
先日の記事で少しだけ触れた「観戦マナー・ルール」についてですがもう少し細かく触れておきたいと思います。
観戦マナー・ルールを守ろう
選手の肖像、権利保護のため
試合中の写真撮影および15秒以内の動画撮影は個人での利用を目的とした場合に限り可能です。 ※個人での利用以外のメディア掲載や商用利用を目的とした写真撮影・動画撮影については、クラブおよびリーグの許可が必要です。
個人での利用というのはSNSやブログも含まれますのでTwitterやInstagram、アフィリエイトはしていないブログなどは大丈夫だと思います。動画に関しては15秒以内。この15秒ルールですがファン・ブースターの中でも守れていない方が結構多いのできちんと守りたいところですね。
www.hitachi-sunrockers.co.jp リーグが発表しているマナー・ルール以外にチームが個別に設定している場合があります。サンロッカーズ渋谷というチームが東京にあるのですが、こちらでは
お隣/前後のお客様に快適に観戦いただけるよう、カメラ本体を含め20cm以上の望遠レンズ、三脚を利用した撮影はご遠慮下さい。
というマナー・ルールがあります。試合会場へ行く前に主催チームのサイトで必ず確認しましょう。以上を踏まえた上で気を付けたいことを5点述べたいと思います。
フラッシュとAF補助光
フラッシュを使用した写真撮影、および周囲の観戦の妨げになる大きな機材(望遠レンズ、三脚など)を使用しての写真撮影はおやめください
カメラを初めて買った人やスマホで撮影している方に多いのがフラッシュの切り忘れです。会場でもフラッシュを間違えて焚いてしまう方を必ずといっていいほど見かけます(汗) 初期設定では大抵オートになっているため必ずオフにしましょう。
またここには記載が無いですが一眼カメラにはフラッシュのほかに「AF補助光」という機能があります。カメラ側で一瞬だけ赤やオレンジの強い光をあててピントを合わせやすくする機能の一つです。
写真にあるようにフラッシュ同様かなり強い光が出ますのでこれも試合進行の妨げになります。必ず設定をオフにしましょう。
周りのお客さんに配慮する
「カメラで写真を撮りますので邪魔になるようなら遠慮なくおっしゃってください」等と予め断りを入れておくとより良いと思います。お互いに気持ちよく観戦したいですからね。ぼく自身出来ているかと言われたら全然できていないので今後は自分も率先してやろうと思います。
会場スタッフに指示された場合は快く応じる
一眼カメラではファインダーを覗いて撮影している以上、カメラ本体と腕が顔付近まで上がります。少なからず他のお客さんの視界の妨げになっていることも念頭に入れておきましょう。会場スタッフの方から指示された場合、指示には従いましょう。
イベントによっては撮影禁止の時がある
試合開始前やハーフタイムのイベントに芸能人が来たり、地域の方や学生の子たちがパフォーマンスすることが多々あります。前者の芸能人の場合、撮影禁止が事前告知または会場でアナウンスされることもあります。
後者の場合はイベントに出演しているとはいえ一般の方もいらっしゃいます。本人や団体に許可もしくは開催しているチームの許可がない場合、SNSにアップすることは極力控えたほうがいいんじゃないかなと個人的には思います。わからない場合は主催者に確認してみるのもいいでしょう。もちろん出演者の関係者や親御さんなどはいいと思います(^^
選手を映した写真の背景に観客の顔が写っている
カメラやレンズの性能によって観客の顔がはっきりとわかるように写ってしまうことがあります。こういう写真をSNSにアップする場合はスマホのアプリなどの画像加工ソフトでモザイクをかけたりボヤかしたりきちんと処理することがおすすめです。
昔はこういった画像処理するには必ずパソコンと画像ソフトが必要でしたが、スマホで簡単にできる時代なのでなるべくそういった配慮をしていったほうがいいと思います。
最後に
ルールは守るという前提として、マナーに関しては個人に依存するところもありますがなるべくこういったことを心掛けるといいんじゃないかなと思って記事にしました。もちろんマナーについては「強制」ではないのでそれだけは注意してください。
ルールを守らなかったりマナーを逸脱した行為が多くなると撮影禁止になる可能性もあります。
※プロの興行でこれだけ撮影ルールが優しいのも珍しいんじゃないかなと思うので写真撮影を楽しんでいる自分にとっては本当に感謝しかないです。
マナー・ルールを守って写真撮影やバスケ観戦を楽しめるといいですね。それではまた。
プログレードデジタルのSDカード、読み込み・書き込み速度の検証(他社カードとの比較も)
今回はProGradeDigitalのSDカードをパソコン上で読み込み・書き込み(リードとライト)を検証してみようと思います。
shu-kg.hatenablog.com カメラにおける書き込み速度検証はこちら。
ソニー(ソニー) UHS-II対応SDメモリーカードリーダー(USB3.1 Gen1端子搭載) MRW-S1
- 発売日: 2017/04/24
- メディア: Personal Computers
- 価格: 2396 円
- 楽天で詳細を見る
このカードリーダーをパソコンに繋げて検証したいと思います。
検証結果
プログレードデジタル
読み込みは公称値通り出ました。そして書き込みに関しては公称値の130MB/sよりも良い数値が出ました。書き込み数値が高い数値が出ているのはありがたいですね。
あと一応比較のために持っているSDカードも検証してみました。
サンディスク
SanDisk 64GB Extreme PRO UHS-I SDXC 170MB/s SDSDXXY-064G サンディスク 海外パッケージ品
- メディア: Personal Computers
読み込み速度は残念ながら半分ほどしか出ず。外れのSDカードかもしれませんね。書き込み速度は公称値通り出ているのでカメラで使うときには問題ないですが、パソコンへのデータ取り込みは遅くなりそうです。
トランセンド
【Amazon.co.jp限定】Transcend SDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 (最大転送速度90MB/s) TS32GSDHC10U1E (FFP)
- メディア: Personal Computers
読み込み速度は公称値より少し高い値が出ました。先ほどのサンディスクとほぼ同じですね。書き込み速度は40MB/sで手持ちのカードの中では一番遅い結果になりました。SDHCなので当然の結果といえば結果ですね。
ソニー
ソニー SONY SDXCカード 64GB Class10 UHS-II対応 SF-G64 [国内正規品]
- 発売日: 2017/04/24
- メディア: Personal Computers
読み込み速度は公称値。書き込み速度は少し足りないですがきちんとスピードが出ているようです。
次に同じソニーの最上位モデルのタフシリーズ。
ソニー SDXC メモリーカード 64GB Class10 UHS-II対応 SF-G64T [国内正規品]
- 発売日: 2018/10/20
- メディア: Personal Computers
読み込み速度は公称値。こちらは書き込み速度に関しては公称値より低い数値が出たのでかなり不満の結果となりました。しかしタフシリーズということもあってかなり頑丈な作りになっている(と思いたい)はずなので、壊れにくいということに期待しておきましょう。
検証結果まとめ
今回の検証結果でわかったことはやっぱりプログレード社の製品はコスパが高いということ。ここまで絶賛していますが使っていくうちにカメラとの相性が悪く使えない可能性もありますので、実際使ってみて不具合が無いか試してみる必要はあると思います。
ソニーのカメラは他社のカメラと違ってSDカードの相性問題や不具合も多いとからしい(未確認情報です)。
はやく気軽に撮りに行きたいなぁ…。
プログレードデジタルのSDカードを買ったので開封とカメラ書き込みスピードを検証をしてみた。
ProGrade Digital(プログレードデジタル)のSDXC UHS-II V60 GOLD 250RのSDカードを購入したので開封してカメラでの書き込みスピードを検証してみました。
今回購入したのはプログレードデジタル社のSDカード64GBのモデルです。前々からコスパがいいと話題になっていたのと将来的に動画撮影に使うサブカメラの購入も考えていること、そして何より今回セール中(執筆時点での情報によるとセールは2020年5月30日23時59分までとなっているので注意してください)ということで購入してみました。
開封(外観)
この透明の袋に入れられていました。他社製品のパッケージに比べるとだいぶ小さいです。
ちなみに他社製品のパッケージはこんな感じ。 ソニーの上位モデルはかなり内容物も多いです。
箱を開けるとプラスチックケースに入ったSDカード本体とプログレード社のソフトウェア(裏面は製品登録URL)のURLが記載された紙が入っていました。ソニーのと比べると箱がだいぶ小さくて内容物も最小限ですね。ここらへんでコストカットをしているのでしょう。
表面には書き込みスピードは表記されておらず記載されているのは読み込みスピード(最大250MB/s)のほうです。書き込みスピードは最大130MB/sです。ソニーのタフシリーズの最大書込スピード299MB/sと比べると半分以下ですがこの値段からしたら相当良いと思います。
SDカードの裏面です。書き込み禁止スイッチもついていますがこれって必要な機能なんですかねー。今まで使ったことないや…。ソニーのタフシリーズにはこのスイッチついてません。
他社製品の裏面も写真撮ったので置いておきます。すべて中国製か台湾製ですね。東芝のカードはどうなんでしょうね。わたし個人は〇〇製などは全然興味がなくて良い製品であればどこでもウェルカムです。
サンディスク表、トランセンド表 サンディスク裏、トランセンド裏
書き込みスピードの検証
shu-kg.hatenablog.com 前回の検証記事はこちら。
今回もソニーのα7RIIIで検証しました。
カメラの設定
記録形式:圧縮RAW
同時記録:RAWをスロット1、2どちらにも記録する
連続撮影速度 Hi+:最高約10コマ/秒
シャッター:電子先幕シャッター
シャッタースピード:1/1000
ISO:3200
今回の検証で使用している手持ちのカードは以下の通りです。
- プログレードデジタル SDXC UHS-II V60 GOLD 250R [64GB]
- メモリー種類:SDXCメモリーカード
- 最大書込速度:130MB/s
- 最大転送速度:250MB/s
- スピードクラス:CLASS10 UHS-II
※記事執筆時点で在庫切れなので256GBのAmazonリンクへ自動的に飛ぶと思います。
- 結果
- RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
- 書き込み終了時間:約46秒
結果として他のUHS-IIカードと変わりませんでした。特に書き込みが遅くなることもないので連写勢としてはひと安心です。さらに書き込み速度の遅いサンディスクでも同様の値が出ているので心配はしていませんでしたが。
次回の記事ではパソコンのソフトを使って読み込み、書き込み速度を計測してみたいと思います。
カメラで連写する方は改めてSDカードの種類を確認しよう
Bリーグやバスケの撮影はわりと連写する人もいると思うんですがSDカードはどんなものを使ってますか?
今回は改めてSDカードついて書いてみようと思います。
(マイクロSDではなく普通の大きさのSDカードです)
SDカードの規格はたくさんあってその中でもさらに分類されていてかなりややこしいです。
カメラの連写やデータの書き込みにおいて主に重要なのが書き込み速度です。
SDカードには書込み速度と読取り速度があるのですがカード表面に記載してあるのが「読み取り速度」のみだったりします。参考としてSDカードを並べてみました。トランセンド、サンディスクは読み取り速度の表記しかありません。
読み取り速度のほうが書き込み速度より速いため、そういう記載にしておけばものすごく速いように見えますからね。
「とりあえず容量が多いのを買えばたくさんデータを入れられていいじゃん!」って思えますが、カードの種類によっては今の時代のカメラ(どんどん高画素化してますからね)に合っておらず実際撮るときにこの書き込み速度が遅いとネックになることが多々あります。
- 見方
- カメラが対応しているかどうかメーカーサイトなどで必ず確認
- SDカードとカメラの仕様があっていても最高のパフォーマンスを引き出せるとは限らない
- 高いカードにメリットは?
- お得情報(2020年5月30日23時59分までのセール情報)
- 最後にカードリーダーも紹介
見方
それならSDカードのどこを見ればいいのかというところになりますので超簡単に説明すると以下のようになります。
※今回は静止画に限った話です。動画はこれとは別の項目ビデオスピードクラスが大切になってきますので注意してください。
インターフェイスはUHS-I、UHS-IIです。
ローマ数字で表記されていますね。
UHSスピードクラスはU3とU1です。
英文字Uの中に数字が表記されています。
スピードクラスはCLASS10(6、4、2と続きます) です。
英文字Cの中に数字が表記されています。
メーカーによって性能が微妙に違うことがありますがおおまかに性能が良いのは
インターフェイス
UHS-II>UHS-I
UHSスピードクラス
U3>U1
スピードクラス
CLASS10>CLASS6>・・・(省略)
です。
難しいので数字が大きいほうが良い性能だと思っておきましょう。わたしも超詳しいことはわからないので何となくで覚えてます!w
ここを簡単に覚えておいてあとは書き込み速度とこの規格をチェックしていくことです。
ソニー SDXC メモリーカード 64GB Class10 UHS-II対応 SF-G64T [国内正規品]
- 発売日: 2018/10/20
- メディア: Personal Computers
?スぺック表 | 種類 |
---|---|
インターフェイス | UHS-II |
UHSスピードクラス | U3 |
スピードクラス | CLASS10 |
書き込み速度 | 299MB/s |
メーカーでも世界最速と謳っているようにかなり高価で性能が良いです。しかしもうひとつ大事な点があります。
カメラが対応しているかどうかメーカーサイトなどで必ず確認
そう、次に大事な点がこれ。カメラが対応しているかどうかです。
shu-kg.hatenablog.com 先日初心者向けカメラ選びの記事を書きましたがここでは触れていませんでした。
キヤノン:EOS Kiss X10i|仕様
しかし初心者向けのカメラはUHS-IIではなくてUHS-I対応のカメラも多いです。カメラを買うときSDカードも買うと思いますが必ず確認しましょう。
もしUHS-II対応のカメラを使っているのにUHS-IのSDカードを使っていた場合、最高のパフォーマンスを引き出せていないかもしれません。逆にUHS-I対応のカメラなのにUHS-IIの高価なSDカードを買ってしまうのはコスパが悪くてもったいないです。
SDカードとカメラの仕様があっていても最高のパフォーマンスを引き出せるとは限らない
ここでも注意点があります。UHS-IIのSDカード対応だからといって最高のパフォーマンスをカメラ側が引き出してくれるとは限らないのです。
shu-kg.hatenablog.com 以前検証したところα7R3では個人的には少し残念な結果になってしまいました…(´・ω・`)
またカメラ側にバッファメモリ(一時的にカメラ側にデータをため込んでおくような機能)というものがあります。連写し続けると連写が止まってシャッターが切るのが通常よりかなり遅くなりますよね?これはバッファメモリがいっぱいになって一生懸命カメラがSDカードに書き込んでいる状態です。
メーカーははっきりとバッファメモリを公開していなかったと思いますが、目安としてキヤノン、ソニーは「連続撮影可能枚」、ニコンは「連続撮影可能コマ数」といった表記でおおよそわかるみたいです。
しかしこのバッファメモリに関してはカメラ個別に限界値があるにせよ、SDカードのデータ書き込み速度が遅いとバッファメモリが空くのも遅くなります。なのでSDカードの書き込み速度も重要なんです。先ほど紹介した検証記事のように一番書き込み速度が遅いトランセンド製UHS-IのSDカードが足を引っ張ることもありました。
少し難しい話になってきてしまったので簡単にまとめると以下の2点に注目です。
・カメラに合ったSDカードを選ぶ
・書き込み速度の速いSDカードを選ぶ
この2点に注意することで撮影に集中できる、ということです!自分の予算やカメラに合ったSDカード選びは結構重要です。
ぶっちゃけカメラを買って使ってみないことには実測値は出せないので難しいところではあるんですが…。
高いカードにメリットは?
じゃあ高いカードにメリットはないかというとそうではありません。ソニーのタフシリーズなんかは防塵防滴仕様になっていたり、書き込み速度も読み込み速度も速いです。読み込み速度が速いということはパソコンにデータを取り込む時にも有利です。
また今後出てくるカメラの性能がどんどんよくなっていくことも当然考えられます。そうなったときにSDカード側の性能が低くカメラの性能を完全に引き出せないといったこともあり得るかもしれません。
もちろん記録媒体にSDカードが採用される前提ですが(汗
お得情報(2020年5月30日23時59分までのセール情報)
インタビュー:「世界共通価格・共通保証」を掲げるプログレードデジタル、いよいよ日本で本格展開 - デジカメ Watch
プログレードデジタルって聞いたことない人もいると思いますがちゃんとしたメーカーなので安心していいと思います。
?スぺック表 | 種類 |
---|---|
インターフェイス | UHS-II |
UHSスピードクラス | U3 |
スピードクラス | CLASS10 |
書き込み速度 | 130MB/s |
書き込み速度はぼくが使っているソニー純正には及ばないもののかなりコスパいいなぁ…。
ちなみに大きく分けてコバルトとゴールがありますが、コバルトのほうがスペックが良いので買われる際は注意してくださいw
最後にカードリーダーも紹介
ソニー(ソニー) UHS-II対応SDメモリーカードリーダー(USB3.1 Gen1端子搭載) MRW-S1
- 発売日: 2017/04/24
- メディア: Personal Computers
追記(2020.05.21)
海外輸入品となっているSDカードやあまり有名でないメーカーの中には粗悪品が含まれている可能性もありますのでヨドバシなどの家電量販店やきちんと保証がうけられるお店での購入をおすすめします。わたしは今まで粗悪品にあたったことがないですが気を付けましょう。
Bリーグ(バスケ)の写真撮影をこれから始めたい方向けの一眼カメラ選びのコツ!
日本のプロバスケットボールリーグ「Bリーグ」で一眼カメラを使ってこれから写真撮影を始めたいと思っている方に向けてどんなカメラを買えばいいのか、カメラ選びのコツを解説していきたいと思います。
なるべく難しい用語は省いて、どういった点でカメラを選べばいいのかの助けになれれば幸いです。
新型コロナウイルスの影響もあってシーズンが開催できるのか、どういった観戦ルールになるのかは全くわかりません。2019-20シーズンまでの観戦ルールに則り通常開催されることを前提でお話させていただきます。ご了承ください。
カメラ遍歴はキヤノン、ニコン、ソニーです。現在はソニーのα7R3というカメラを使用しています。わたしはプロのフォトグラファーではないですが、この経験の中で僕なりのアドバイスが出来たらと思います。
なお今回の記事に作例は出てきません。作例が見たい方は写真をアップしているファン・ブースターのTwitter、もしくはInstagramのアカウントを見たほうが参考になると思いますので是非フォローしましょう。
カメラ選びのコツをお話する前にひとつ注意点があります。
まず最初に観戦マナー・ルールを守ろう!
www.bleague.jp Bリーグ公式によると「試合中の写真撮影および15秒以内の動画撮影は個人での利用を目的とした場合に限り可能」となっています。
www.hitachi-sunrockers.co.jp またチームによっては「カメラ本体を含め20cm以上の望遠レンズの利用した撮影はご遠慮下さい」という場合もありますので観戦前にリーグ、チームの観戦マナー・ルールは必ず目を通しておきましょう。
その他バスケの大会などによってもルールが異なります。必ず運営の公式サイトを確認してください。
以上を踏まえたうえで、これからバスケの写真撮影を始めたい人に向けてカメラを選ぶときのコツを話したいと思います。本当はもっとたくさんあるんですが長くなりそうなので今回はあえて3つのポイント絞ってみました。
1.どのメーカーがいい?メーカーの特徴をつかんでみよう。
これが多分初心者の方で一番最初に迷うポイントだと思います。2020年現在、カメラのメーカーは主にキヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム、リコー(ペンタックス)、オリンパス、パナソニック、シグマです。
「いっぱいあってどれにしたらいいかわからない!!」
最初にカメラを選ぶときって本当に迷いますよね。
メーカーが違うと基本的にはレンズを使いまわすことはできません。例えばキヤノンのカメラにニコンのレンズをつけることはできません。なので途中で変えようとするとその分余計にお金がかかってしまうこともあります。本当に難しいと思います。
※代表例 EFマウント、Fマウント、Eマウント
※マウントアダプターを繋げることも可能になる場合もあります。
まず使用してきたメーカーの個人的な感想を述べたいと思います。キヤノンの初心向けモデルからハイアマチュアが使うようなニコンのD750、プロが使うようなソニーのα7R3といった機種まで使ってきました。この3つの中でもかなり性能差があります。また新しければ新しいほどどんどん性能が良くなっていきますので最新機種では性能が違うこともあります。
・キヤノン(EOS 20D、EOS Kiss X4)
わたしが初めて買ったのがキヤノンです。使用していたのは10年以上前のモデルですが今写真を見返しても肌の色味が一番好きかもしれません。
・ニコン(D750)
自然な写りに近い。操作性も難しいことはなく普通に扱えるようになる。
・ソニー(α7R3、現在使用)
操作性は悪いけどミラーレスとしては一番オートフォーカスが速い。
富士フイルムはその名の通り元々フイルムのメーカーなので色の出方をものすごく工夫していて面白いです。ペンタックスは防塵防滴といって埃や水がかかっても故障しにくい設計で玄人向けの印象です。オリンパスやパナソニックは軽いのと手振れ補正がすごいのが特徴です。
おおよそこんなイメージだと思ってもらえるといいと思います。
2.一眼カメラは大きく2種類。一眼レフとミラーレスの大きな違いとは?
こちらも初心者は大きく迷う点だと思います。
cweb.canon.jp キヤノンさんの公式ページから引用させていただくと、
一眼レフカメラは、カメラの中にある鏡(レフ)に、レンズが捉えた景色を反射させ、「光学ファインダー」を通してその景色を見ます。リアルタイムに景色を見ながら撮影できるため、撮りたい!と思った瞬間にシャッターを切ることができます。
一方のミラーレスカメラの場合、ミラーがない代わりに、レンズが捉えた景色を映像に変換し、それを「電子ビューファインダー」や「液晶モニター」に映します。
とても難しいですね。ものすごく簡単に言うとカメラ本体の中にミラー(鏡)が入っているか入っていないのかの違いです。
どちらにもメリット、デメリットあります。
一眼レフ
メリット レンズを通して直接動く被写体を見ているので撮りたい瞬間にシャッターを切ることができます。つまりラグがほとんど無いです。あとバッテリーの持ちが良い。
デメリット 初心者向けのカメラには軽量のものもありますがミラーレスに比べると重たいです。Bリーグの会場に行くときは応援グッズや飲み物など持っていくものが普段よりカバンの中身が増えて重たくなりがちです。またカメラが入ることによってバッグの中が結構圧迫されます。
ミラーレス
メリット ミラーレスは一眼レフより小型軽量の機種が多いです。小型軽量ということはサイズも当然コンパクトなのでバッグの中を圧迫しにくくなります。また大手のキヤノンとニコンが本格的に力を入れ始めたことで益々主流になっていくこともあり将来性も高いです。
デメリット 詳しくは省きますがカメラ内で一旦映像を処理をしているため一眼レフよりかはリアルタイム性に欠けることになりラグがあります。ただ現在出ている最新機種はほとんどラグが少なくなっていて、ほぼ気にならないレベルだと思いますのでそこまで神経質にならなくてもいいと思います。あともう一点。バッテリーの減りが速いのも特徴です。
もちろん初心者向け、ハイアマチュア向け、プロ向けによっても重さや性能、バッテリーの持ちが異なりますので一概には言えませんがだいたいこのような傾向にあると思っていてください。
きちんと撮れるという性能も大事ですが重さも意外に大事です。バスケやBリーグの会場は駅から遠いアリーナにあったり駐車場が少ないため公共交通機関の利用してください、と言われることもあります。なのでメーカーの公式サイトや比較サイトなどを見て重さはきちんと確認したほうがいいです。
一眼レフとミラーレスの違いはだいたいつかめましたか?それぞれメリット、デメリットあります。
2020年現在でも初心者モデルのカメラに関して一瞬を撮る強みはまだ一眼レフにあると思っていますが今後はミラーレスもどんどん改善されて差は埋まっていくと思います。
3.撮りたい被写体から考えていく
大事だけどおろそかにされがちなんじゃないかなと思ってる点が「撮りたい被写体は何か」を考えるということだと思います。会場にはたくさん楽しい瞬間が詰まっています。
プロの選手がプレーしているところは上手くてかっこいいし、マスコットはかわいくて楽しいし、チアリーダーは美しくかっこいいです。プロスポーツの現場ですからその中にたくさんの喜怒哀楽も入ってきます。残したい瞬間はたくさんあります。
カメラ欲しいから買う!と言って買ったとしても、上手く撮れなかった、自分がイメージしてるものと違った、重たいから持っていかなかなった、などが理由で使わなくなってしまうのは悲しいです。カメラが置物状態にになってしまったらそれはもはやただの鈍器です。
まず自分が撮りたい被写体ってなんだろう、を考えてみましょう。
最近のスマホはとても性能が良くなってきていますので全体の雰囲気を撮りたい、簡単な動画を撮りたい、試合前や試合後にマスコットとツーショットを撮りたいということなら当然スマホで十分だと思います。
試合中の選手のかっこいい一瞬を撮りたい、チアリーダーのパフォーマンスを撮りたいならカメラ購入を間違いなくおすすめします。
結局おすすめはなに?
どのメーカーもそれぞれ特徴があって素晴らしいのですがあえてわたしがおすすめするのは次のメーカーです。
Canon キヤノン デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X10ブラック(W)・EF-S18-55 IS STM レンズキット KISSX10BK-1855ISSTMLK-A
- 発売日: 2019/04/25
- メディア: Camera
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600 ダブルズームキット ブラック D5600WZBK
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Camera
他社のミラーレスでも大丈夫ですがオートフォーカスの速さと正確性という点で一番おすすめしたいと思います。
カメラの難しい用語がたくさん出てきてセンサーサイズや性能といった面で見がちですが、まずはこういった点で選んでみるのも面白いんじゃないかと思い提案させてもらいました。
カメラもレンズも上を見ればキリが無いので少しずつグレードアップしていくのもいいかもしれませんね。
まずは最初の一歩となるカメラ選びのコツをお伝えしました。いかがだったでしょうか?
カメラを選ぶのは難しくて悩みますがここはひとつ楽しんでみましょう。
ソニーα7RIIIの連写後(RAWのみ)の書き込み時間を手持ちのSDカードで検証する
自分が今所有しているα7RIIIで検証してみました。高画素機種で連写(しかもRAWで)する方は少ないと思います少しでも参考になればと思います。
先人の検証記事
ソニーα7R IIIはバックアップ記録だと連写後の書き込み時間が長くなる!
https://doyacame.net/190116-backup-recording/
結論はすでに出ていますけど長いことおうちにいて暇なので自分でも検証したくなってみたのです。検証記事では「同時記録」であり「振り分け(RAW/JPG)」には触れられていなかったのとJPGが足を引っ張っているのでRAWのみを振り分け記録してみたらどうなるのだろうと思ったからです。
自分の通常記録設定
普段わたしが通常設定しているのは以下の通りです。
記録方式:圧縮RAW+JPG
振り分け:圧縮RAW/JPGつまりスロット1にRAW、スロット2にJPGを記録する
スロット1:UHS-IIカード(純正)
スロット2:UHS-Iカード(サンディスク)
※使用したSDカードの詳細は後述。
この条件の場合
RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
書き込み終了時間:約46秒
になりました。
ちなみにソニー公式サイトの公称値によると
連続撮影可能枚数
JPEG Lサイズ エクストラファイン:約76枚
JPEG Lサイズ ファイン:約76枚
JPEG Lサイズ スタンダード:約76枚
RAW:約76枚
RAW+JPEG:約76枚
RAW(非圧縮):約28枚
RAW(非圧縮)+JPEG:約28枚
※撮影条件や使用するメモリーカードにより異なります。
とのことなので手持ちのSDカードと設定の場合、公称値よりも少しだけ枚数が多く撮れているようです。
撮影条件
筆者はBリーグ(プロバスケリーグ)で撮影することが多いためアリーナ(体育館)などの明るくないのでなるべく条件を近づけるべく以下のように設定しました。ちなみに先ほどの通常時の設定も記録方式以外は同じ条件です。
カメラの設定
記録形式:圧縮RAW
同時記録:RAWをスロット1、2どちらにも記録する
連続撮影速度 Hi+:最高約10コマ/秒
シャッター:電子先幕シャッター
シャッタースピード:1/1000
ISO:3200
今回の検証で使用している手持ちのカードは以下の通りです。
- ソニー SF-G64 [64GB]
- メモリー種類:SDXCメモリーカード
- 最大書込速度:299MB/s
- 最大転送速度:300MB/s
- スピードクラス:CLASS10 UHS-II
- 発売日: 2018/10/20
- メディア: Personal Computers
- ソニー TOUGH SF-G64T [64GB]
- メモリー種類:SDXCメモリーカード
- 最大書込速度:299MB/s
- 最大転送速度:300MB/s
- スピードクラス:CLASS10 UHS-II
ソニー SONY SDXC メモリーカード 64GB Class10 UHS-II対応 SF-G64T [国内正規品]
- メディア: Personal Computers
- サンディスク SDSDXXY-064G-GN4IN [64GB]
- メモリー種類:SDXCメモリーカード
- 最大書込速度:90MB/s
- 最大転送速度:170MB/s
- スピードクラス:CLASS10 UHS-I
SanDisk 64GB Extreme PRO UHS-I SDXC 170MB/s SDSDXXY-064G サンディスク 海外パッケージ品
- メディア: Personal Computers
- トランセンド TS32GSDHC10U1 [32GB]
- メモリー種類:SDHCメモリーカード
- 最大書込速度:45MB/s
- 最大転送速度:90MB/s
- スピードクラス:CLASS10 UHS-I
旧モデル Transcend SDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 TS32GSDHC10U1 5年保証
以上のSDカードです。 純正はそれぞれ1枚ずつ、サンディスクとトランセンドは2枚ずつ保有しています。
検証結果
スマホのストップウォッチアプリで検証しているので誤差はありますのであらかじめご了承ください。
- 条件1
- スロット1:UHS-IIカード(純正)
- スロット2:UHS-Iカード(サンディスク)
- RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
- 書き込み終了時間:約46秒
純正のソニーの速いSDカードとサンディスクのUHS-Iでは速いほうのSDカードの組合わせです。RAW+JPGの振り分け設定時と変わらず。
- 条件2
- スロット1:UHS-IIカード(純正タフ)
- スロット2:UHS-Iカード(サンディスク)
- RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
- 書き込み終了時間:約47秒
純正タフシリーズのソニーの速いSDカードとサンディスクのUHS-Iでは速いほうのSDカードの組合わせです。1秒前後は誤差なのでRAW+JPGの振り分け設定時と変わらず。
- 条件3
- スロット1:UHS-IIカード(純正タフ)
- スロット2:UHS-IIカード(純正)
- RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
- 書き込み終了時間:約44秒
ソニー純正のタフシリーズとノーマルの速いUHS-IIのSDカードの組合わせです。少しだけ速いと感じたけど2から3秒ほどしか変わらないので誤差の範囲内かもしれないです。
- 条件4
- スロット1:UHS-Iカード(サンディスク)
- スロット2:UHS-Iカード(トランセンド)
- RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:73枚
- 書き込み終了時間:約1分50秒
どちらもUHS-Iだけど書き込み速度が違う組み合わせです。枚数も少なくなって書き込み時間もかなり遅いですね。
- 条件5
- スロット1:UHS-Iカード(サンディスク)
- スロット2:UHS-Iカード(サンディスク)
- RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
- 書き込み終了時間:約47秒
書き込みの速いサンディスク同士の組み合わせ。今回の検証の一番のサプライズとなりました。
- 条件6
- スロット1:UHS-IIカード(純正タフ)
- スロット2:なし
- RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
- 書き込み終了時間:約18秒
※APS-Cクロップモードでも試してみましたが連写が終わらないので20秒ほどで連写を止めました。
スロット2には挿さずに普通の記録方式も試してみました。先人の記事通りスロット1のみでの運用が最速となりました。
- 条件7
- スロット1:UHS-Iカード(サンディスク)
- スロット2:なし
- RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
- 書き込み終了時間:約40秒
※こちらもAPS-Cクロップモードだと連写が終わらないので20秒ほどで連写を止めました。
UHS-IIのスングルスロット運用と比べると40秒とかなり遅かった。
結論
どうだったでしょうか?先人の検証記事通りにもあったようにやはりシングルスロットでの運用が最速ということになりました。安心と書き込み速度につられて純正カードを使ってきましたがα7RIIIでの書き込み速度だけなら速いUHS-Iカードを2枚で運用するのが一番コスパが高そうです。
ただし最大転送速度が違うためパソコンで取り込むときにかなりスピードの差が生まれるのも確かで、高画素機でデータは重たいので尚更転送速度は必要です。それが待てるという方は速いUHS-I、待てないという方はUHS-IIのカードを買うことをおすすめします。
少し書き込み速度は落ちますがUHS-IIプログレード製のSDカードもありですね。ソニーさん、アップデートでこの仕様は何とかならないのでしょうか…
テレワーク、リモートワークで使える製品を紹介してみる
おはこんばんちわ、シン・アナゴです。 これほどリモートワークが話題を呼ぶ世の中になろうとは想像していませんでしたね。一刻も早い終息を願うばかりです。
自分は写真の現像やちょっとした動画編集もやっているためパソコン環境は結構そろえているほうなので今の環境を公開しつつ製品を紹介していきたいと思います。 ※収入が無いためアマゾンアソシエイトプログラムに参加しましたのでご留意ください。
ゲーミングチェア
GTRACING ゲーミングチェア GT000 (GT000-BLUE)一般的な椅子は長時間座っていると腰痛や肩こりなどを引き起こす要因になるかもしれません。硬い椅子なんかは座ってるとオケツが痛くなりますもんね。長時間使用していても疲れにくくする努力をするためには良い椅子を使うことです。
わたしが使用しているのはこちらのゲーミングチェアです。165度までリクライニングすることが可能なので、疲れたらグイーンってリクライニングします。たまにそのまま寝ちゃうこともありますw あとひじ掛けの高さも調節できます。
一番欲しかったのはエルゴヒューマンのチェアでしたが予算オーバーで無理。でもこちらでも十分満足しています。
デュアルモニター
BenQ カラーマネージメントモニター ディスプレイ SW2700PT 27インチ/WQHD/IPS/DisplayPort,HDMI,DVI搭載/遮光フード付/AdobeRGB/写真編集用
- 発売日: 2019/06/01
- メディア: Personal Computers
こちらは27インチのAdobeRGB対応 写真編集向け WQHD カラーマネジメントモニター。
ゲーミングPC「ガレリア」を購入したときについてきたViewSonicの24インチモニターと一緒に使用。BenQの27インチは普段使いと写真編集などのメインモニターとして、ViewSonicの24インチはウェブのコーディングしたものをブラウザで確認するサブモニターとして使用しています。
仕事を効率化するならデュアルモニターは必要ですね。ノートPCを会社から支給されている方もHDMIなどの外部出力があれば外付けモニターとして使用できます。ぼくが使用しているような高いやつじゃなくてもいいので大きなモニターはあって損はないかと思います。デュアル環境は本当に便利ですよ!
モニターアーム
Amazonベーシック モニターアーム デュアル ディスプレイタイプ ブラック
- メディア: Personal Computers
先ほど紹介したBenQのモニターにはこのモニターアームで使っています。上下の高さや位置も変えられるので便利。モニター付属のスタンドだと狭い机のスペースを減らしてしまうのでそういう意味でも便利です。
キーボード用のウッドパームレスト
FILCO ウッドパームレスト アメリカンチェリー材 Lサイズ日頃から運動不足な人間ということもあって腱鞘炎になりやすい人間でしたので長時間タイピングしても疲れにくく且つ手首の負担も和らげるために買いました。キーボードよりもむしろウッドパームレストのほうが大事だと思います。角度がつくと手首への負担が増すらしいです。
パームレスト無し
パームレストあり
どうでしょうか。パームレスト無いほうは手首の角度が結構あるのに対してありのほうは少し角度が低くなっています。写真だとわかりにくですが体感は結構違います。パームレストは仕事用と家庭用に2つ買いました。もうこれが無いとタイピングできないってぐらい重宝しています。
ちなみにキーボードもFILCOブランドのもの。
ゲーミングマウス
Corsair HARPOON RGB ゲーミングマウス MS293 CH-9301011-AP
- 発売日: 2017/01/28
- メディア: Personal Computers