ポッドキャストやZOOM飲み会で音質を上げるために購入した機材や工夫したこと
コロナ禍でおうちにいる時間が増えたこともあって変化が必要と思い今年からポッドキャストなるものを始めた中で得た知見を共有したいと思います。まだまだZOOM飲み会をする機会も多いかと思いますし職業柄オンラインでレッスンなどを配信している方もいらっしゃると思いますので少しでも参考になればと思います。
ウェブツールを使ってのコミュニケーションで大事なのは
1.音質
2.画質
の順番だと思っています。正直なところ画質(オンラインレッスンをやってる方は画質はある程度必要)はあまり気にしなくてもいいかもしれません。
聞き取りにくかったり声が小さかったり逆に大きすぎて割れてしまったりともちろん配信環境(ネット速度)なども影響してくるのですがここで重要なのがマイクです。
ノートパソコンなんかに最初から備え付けてあるマイクやウェブカメラについているマイクではなく、ちょっといいマイクを使うだけで本当に音質がアップします。
stand.fm
スペインバスケ情報を発信していることで有名な とうみん (@el_baloncesto) | Twitter さんにゲストに来て頂いたのですがとうみんさんはパソコンについているマイク(おそらくノートパソコン備え付けのマイク)を使用しての収録だったんですが、少し聴いてみてください。わたしは高いマイクや関連機器を使っての収録です。
どうでしょう?音質やっぱり違いますよね?
もちろんとうみんさんの声が全然聞こえないわけではないですしZOOMを介することで音質が下がってしまう部分も多々あります。音質が気にならない人もいると思いますがこれだけ音質が向上するということがわかってもらえたでしょうか?
わたしはオーディオインターフェース(PCとマイクを繋げる機器)とゼンハイザーという有名なドイツのメーカーのマイクを使っていますがここまでの機材は全然必要ありません。
USBケーブル一本でつなげられるマイクでかなり音質は向上できます。
昨年わたしがBリーグ写真・カメラ好きの皆さんに集まって頂いたYouTubeライブで使っていたのが以下のマイクです。
【Amazon限定ブランド】888M マランツプロ USBコンデンサーマイク 在宅勤務 生放送・録音・ポッドキャスト MPM1000U
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: エレクトロニクス
こちらのマイクに不満は無かったのですが猫や家族と一緒に住んでいるためこちらのマイクですと環境音が盛大に入ってしまうという欠点がありました。
(YouTubeライブ中に猫がう〇ちを発射する事件もありました。しかもパソコンも落ちた)
今使っているマイクはダイナミックマイク。よくカラオケなんかで使われてるみたいです。こちらはコンデンサーマイクに比べると環境音を拾いにくく、比較的マイクに近い部分の音のみを拾ってくれる傾向にあるようです。
簡単ではありますがわたしの使用している機材を紹介すると・・・
ゼンハイザー ダイナミックマイクロホン カーディオイド/ボーカル向け e 935【国内正規品】
- メディア: エレクトロニクス
audient 「EVO4」2in/2out オーディオ・インターフェース[国内正規品]
- メディア: エレクトロニクス
以上が今の環境です。これは全然参考にしなくていいです。わたしはポッドキャストを始めたかったので機材に凝ってる(形から入りたいとも言う)だけで多くの人はUSBマイクだけで十分です。
コロナ禍やゲーム実況などでマイクの需要が上がっているためか最近は有名なメーカーから割と格安で高音質を期待できそうなマイクがたくさん発売されています。
HyperX SoloCast USBスタンドアロンマイク テレワーク/ストリーマー/コンテンツクリエーター/ゲーマー向け/PC,PS4,PS5使用可能 2年保証 HMIS1X-XX-BK/G
- 発売日: 2021/03/01
- メディア: Personal Computers
www.youtube.com
こちらのモデルは有名なNBA・バスケ解説者の佐々木クリスさんも使っているのをYouTubeで確認できました。
【国内正規品】RODE ロード Wireless GO ワイヤレスマイクシステム WIGO
- 発売日: 2019/09/27
- メディア: エレクトロニクス
あとここでは割愛しますがスマホやタブレットに繋ぐこともできるマイクもあるようなのです。種類がたくさんあって沼ですね(笑
ちなみにわたしがスマホを使ってのZOOM参加や音声収録をしたくないのはもともと電話機であることも含めてスマホがふさがってしまうことが嫌なのと他のアプリからの通知なども来ますので集中力が途切れる可能性があるからです。
スマホで何でもかんでも出来てしまう時代ですし確かに楽ちんですがマイクを活用して人より一歩先の音質向上を図ってみてはどうでしょうか。
わたしが工夫していることや注意点
ZOOM飲み会などをやってて喋るときだけなるべくマイクに近づいて喋るようにしてます。あとは基本的にはマイクと距離を置きます。おっさんの鼻息とか相手も聴きたくないでしょうし。ちなみに今回のとうみんさんとの収録では盛大に入ってました。ノイズ除去しようと思いましたがめんどいのでやめました、ごめんなさいw
マイクを使っていく上での注意点としては、なるべく静かな環境にすることはもちろんですが、きちんとマイクの使用方法を把握しておくことでしょうか。一番良くないのは間違った使い方をして全然ちゃんと音が取れていないのに「故障してる!」とか「お金がもったいない!」なんて思ってしまうことです。こんなことになるのはみんな(?)にとって不幸です。
www.bluemic.com
ページ中盤に正しい使い方・間違った使い方のイラストがあります。これはこちらの製品のマイクの使い方ですが、購入したマイクの説明書やレビューを読んだりしてマイクがちゃんと一番きれいに音を拾ってくれる方向を向いてしゃべるようにしましょう。
最後にマイクの選び方としては自分の用途にあったものが一番ですが、もしUSBマイクを選ぶとしたらイヤホンを接続できて自分の声がモニターできたりパソコンの音を聞けるタイプのマイクが良いと思います。デスクトップパソコンを使用しているとパソコンとの距離があってイヤホンのケーブルの長さによっては厳しいです。なのでイヤホンが挿せるタイプの製品は便利だと思います。あとはミュートボタン。これも地味にあったら便利。
weblog.bulknews.net
ちなみにテック系ポッドキャストで有名な rebuild.fmさん ではゲストは Cheaper Alternatives のところのマイクで収録されてらっしゃるようです。音質向上を図っておられるので突き詰めたい方はフォローしておくと大変参考になると思います。
ZOOM飲み会などで話してると何度も聞き返されてしまうことがあるなんて方は一度検討してみてはどうでしょうか?