シン・アナゴのブログ

下手だけどカメラやガジェットが好きなただのおっさん。

Bリーグ(バスケ)の写真撮影をこれから始めたい方向けの一眼カメラ選びのコツ!

f:id:Shu_KG:20200514132015j:plain 日本のプロバスケットボールリーグ「Bリーグ」で一眼カメラを使ってこれから写真撮影を始めたいと思っている方に向けてどんなカメラを買えばいいのか、カメラ選びのコツを解説していきたいと思います。

なるべく難しい用語は省いて、どういった点でカメラを選べばいいのかの助けになれれば幸いです。

新型コロナウイルスの影響もあってシーズンが開催できるのか、どういった観戦ルールになるのかは全くわかりません。2019-20シーズンまでの観戦ルールに則り通常開催されることを前提でお話させていただきます。ご了承ください。

カメラ遍歴はキヤノンニコンソニーです。現在はソニーのα7R3というカメラを使用しています。わたしはプロのフォトグラファーではないですが、この経験の中で僕なりのアドバイスが出来たらと思います。

なお今回の記事に作例は出てきません。作例が見たい方は写真をアップしているファン・ブースターのTwitter、もしくはInstagramのアカウントを見たほうが参考になると思いますので是非フォローしましょう。

カメラ選びのコツをお話する前にひとつ注意点があります。

まず最初に観戦マナー・ルールを守ろう

www.bleague.jp Bリーグ公式によると「試合中の写真撮影および15秒以内の動画撮影は個人での利用を目的とした場合に限り可能」となっています。

www.hitachi-sunrockers.co.jp またチームによっては「カメラ本体を含め20cm以上の望遠レンズの利用した撮影はご遠慮下さい」という場合もありますので観戦前にリーグ、チームの観戦マナー・ルールは必ず目を通しておきましょう。

その他バスケの大会などによってもルールが異なります。必ず運営の公式サイトを確認してください。

以上を踏まえたうえで、これからバスケの写真撮影を始めたい人に向けてカメラを選ぶときのコツを話したいと思います。本当はもっとたくさんあるんですが長くなりそうなので今回はあえて3つのポイント絞ってみました。

1.どのメーカーがいい?メーカーの特徴をつかんでみよう。

これが多分初心者の方で一番最初に迷うポイントだと思います。2020年現在、カメラのメーカーは主にキヤノンニコンソニー富士フイルム、リコー(ペンタックス)、オリンパスパナソニック、シグマです。

「いっぱいあってどれにしたらいいかわからない!!」
最初にカメラを選ぶときって本当に迷いますよね。

メーカーが違うと基本的にはレンズを使いまわすことはできません。例えばキヤノンのカメラにニコンのレンズをつけることはできません。なので途中で変えようとするとその分余計にお金がかかってしまうこともあります。本当に難しいと思います。
※代表例 EFマウント、Fマウント、Eマウント
※マウントアダプターを繋げることも可能になる場合もあります。

まず使用してきたメーカーの個人的な感想を述べたいと思います。キヤノンの初心向けモデルからハイアマチュアが使うようなニコンのD750、プロが使うようなソニーのα7R3といった機種まで使ってきました。この3つの中でもかなり性能差があります。また新しければ新しいほどどんどん性能が良くなっていきますので最新機種では性能が違うこともあります。

キヤノン(EOS 20D、EOS Kiss X4
わたしが初めて買ったのがキヤノンです。使用していたのは10年以上前のモデルですが今写真を見返しても肌の色味が一番好きかもしれません。

ニコン(D750)
自然な写りに近い。操作性も難しいことはなく普通に扱えるようになる。

ソニー(α7R3、現在使用)
操作性は悪いけどミラーレスとしては一番オートフォーカスが速い。

富士フイルムはその名の通り元々フイルムのメーカーなので色の出方をものすごく工夫していて面白いです。ペンタックスは防塵防滴といって埃や水がかかっても故障しにくい設計で玄人向けの印象です。オリンパスパナソニックは軽いのと手振れ補正がすごいのが特徴です。

おおよそこんなイメージだと思ってもらえるといいと思います。

2.一眼カメラは大きく2種類。一眼レフとミラーレスの大きな違いとは?

こちらも初心者は大きく迷う点だと思います。

cweb.canon.jp キヤノンさんの公式ページから引用させていただくと、

一眼レフカメラは、カメラの中にある鏡(レフ)に、レンズが捉えた景色を反射させ、「光学ファインダー」を通してその景色を見ます。リアルタイムに景色を見ながら撮影できるため、撮りたい!と思った瞬間にシャッターを切ることができます。

一方のミラーレスカメラの場合、ミラーがない代わりに、レンズが捉えた景色を映像に変換し、それを「電子ビューファインダー」や「液晶モニター」に映します。

とても難しいですね。ものすごく簡単に言うとカメラ本体の中にミラー(鏡)が入っているか入っていないのかの違いです。

どちらにもメリット、デメリットあります。

一眼レフ

メリット レンズを通して直接動く被写体を見ているので撮りたい瞬間にシャッターを切ることができます。つまりラグがほとんど無いです。あとバッテリーの持ちが良い。

デメリット 初心者向けのカメラには軽量のものもありますがミラーレスに比べると重たいです。Bリーグの会場に行くときは応援グッズや飲み物など持っていくものが普段よりカバンの中身が増えて重たくなりがちです。またカメラが入ることによってバッグの中が結構圧迫されます。

ミラーレス

メリット ミラーレスは一眼レフより小型軽量の機種が多いです。小型軽量ということはサイズも当然コンパクトなのでバッグの中を圧迫しにくくなります。また大手のキヤノンニコンが本格的に力を入れ始めたことで益々主流になっていくこともあり将来性も高いです。

デメリット 詳しくは省きますがカメラ内で一旦映像を処理をしているため一眼レフよりかはリアルタイム性に欠けることになりラグがあります。ただ現在出ている最新機種はほとんどラグが少なくなっていて、ほぼ気にならないレベルだと思いますのでそこまで神経質にならなくてもいいと思います。あともう一点。バッテリーの減りが速いのも特徴です。

もちろん初心者向け、ハイアマチュア向け、プロ向けによっても重さや性能、バッテリーの持ちが異なりますので一概には言えませんがだいたいこのような傾向にあると思っていてください。

きちんと撮れるという性能も大事ですが重さも意外に大事です。バスケやBリーグの会場は駅から遠いアリーナにあったり駐車場が少ないため公共交通機関の利用してください、と言われることもあります。なのでメーカーの公式サイトや比較サイトなどを見て重さはきちんと確認したほうがいいです。

一眼レフとミラーレスの違いはだいたいつかめましたか?それぞれメリット、デメリットあります。

2020年現在でも初心者モデルのカメラに関して一瞬を撮る強みはまだ一眼レフにあると思っていますが今後はミラーレスもどんどん改善されて差は埋まっていくと思います。

3.撮りたい被写体から考えていく

大事だけどおろそかにされがちなんじゃないかなと思ってる点が「撮りたい被写体は何か」を考えるということだと思います。会場にはたくさん楽しい瞬間が詰まっています。

プロの選手がプレーしているところは上手くてかっこいいし、マスコットはかわいくて楽しいし、チアリーダーは美しくかっこいいです。プロスポーツの現場ですからその中にたくさんの喜怒哀楽も入ってきます。残したい瞬間はたくさんあります。

カメラ欲しいから買う!と言って買ったとしても、上手く撮れなかった、自分がイメージしてるものと違った、重たいから持っていかなかなった、などが理由で使わなくなってしまうのは悲しいです。カメラが置物状態にになってしまったらそれはもはやただの鈍器です。

まず自分が撮りたい被写体ってなんだろう、を考えてみましょう。

最近のスマホはとても性能が良くなってきていますので全体の雰囲気を撮りたい、簡単な動画を撮りたい、試合前や試合後にマスコットとツーショットを撮りたいということなら当然スマホで十分だと思います。

試合中の選手のかっこいい一瞬を撮りたい、チアリーダーのパフォーマンスを撮りたいならカメラ購入を間違いなくおすすめします。

結局おすすめはなに?

どのメーカーもそれぞれ特徴があって素晴らしいのですがあえてわたしがおすすめするのは次のメーカーです。

一眼レフで選ぶならキヤノンニコンです。基本的に体育館・アリーナの暗い環境でもある程度撮りやすい性能になっています。そして一番おすすめの理由として使っている人がとても多いということです。

ブログやショッピングサイトでもたくさんレビューがあって自分の使用用途に合うのか気軽に調べることができます。Bリーグの会場やSNSで使用されている方も多くアドバイスを貰いやすいのも良い点です。

ミラーレスで選ぶならソニーだと思います。ミラーレスの機種の中ではオートフォーカスが速くて正確です。人物の顔を追いかけてくれる顔認識機能や目にフォーカスを合わせてくれる瞳AFの機能を各社つけていますが、フォーカスのスピードや被写体を追いかける技術はソニーが一番高いと言っていいと思います。

他社のミラーレスでも大丈夫ですがオートフォーカスの速さと正確性という点で一番おすすめしたいと思います。

カメラの難しい用語がたくさん出てきてセンサーサイズや性能といった面で見がちですが、まずはこういった点で選んでみるのも面白いんじゃないかと思い提案させてもらいました。

カメラもレンズも上を見ればキリが無いので少しずつグレードアップしていくのもいいかもしれませんね。

まずは最初の一歩となるカメラ選びのコツをお伝えしました。いかがだったでしょうか?
カメラを選ぶのは難しくて悩みますがここはひとつ楽しんでみましょう。

ソニーα7RIIIの連写後(RAWのみ)の書き込み時間を手持ちのSDカードで検証する

f:id:Shu_KG:20200506144755j:plain 自分が今所有しているα7RIIIで検証してみました。高画素機種で連写(しかもRAWで)する方は少ないと思います少しでも参考になればと思います。

先人の検証記事

ソニーα7R IIIはバックアップ記録だと連写後の書き込み時間が長くなる!
https://doyacame.net/190116-backup-recording/

結論はすでに出ていますけど長いことおうちにいて暇なので自分でも検証したくなってみたのです。検証記事では「同時記録」であり「振り分け(RAW/JPG)」には触れられていなかったのとJPGが足を引っ張っているのでRAWのみを振り分け記録してみたらどうなるのだろうと思ったからです。

自分の通常記録設定

普段わたしが通常設定しているのは以下の通りです。

記録方式:圧縮RAW+JPG
振り分け:圧縮RAW/JPGつまりスロット1にRAW、スロット2にJPGを記録する
スロット1:UHS-IIカード(純正)
スロット2:UHS-Iカード(サンディスク)
※使用したSDカードの詳細は後述。

この条件の場合 RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
書き込み終了時間:約46秒

になりました。

ちなみにソニー公式サイトの公称値によると

連続撮影可能枚数
JPEG Lサイズ エクストラファイン:約76枚
JPEG Lサイズ ファイン:約76枚
JPEG Lサイズ スタンダード:約76枚
RAW:約76枚
RAW+JPEG:約76枚
RAW(非圧縮):約28枚
RAW(非圧縮)+JPEG:約28枚
※撮影条件や使用するメモリーカードにより異なります。

とのことなので手持ちのSDカードと設定の場合、公称値よりも少しだけ枚数が多く撮れているようです。

撮影条件

筆者はBリーグプロバスケリーグ)で撮影することが多いためアリーナ(体育館)などの明るくないのでなるべく条件を近づけるべく以下のように設定しました。ちなみに先ほどの通常時の設定も記録方式以外は同じ条件です。

カメラの設定
記録形式:圧縮RAW
同時記録:RAWをスロット1、2どちらにも記録する
連続撮影速度 Hi+:最高約10コマ/秒
シャッター:電子先幕シャッター
シャッタースピード:1/1000
ISO:3200

今回の検証で使用している手持ちのカードは以下の通りです。

ソニー SF-G64 [64GB]
モリー種類:SDXCメモリーカード
最大書込速度:299MB/s
最大転送速度:300MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-II
ソニー TOUGH SF-G64T [64GB]
モリー種類:SDXCメモリーカード
最大書込速度:299MB/s
最大転送速度:300MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-II
サンディスク SDSDXXY-064G-GN4IN [64GB]
モリー種類:SDXCメモリーカード
最大書込速度:90MB/s
最大転送速度:170MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-I
トランセンド TS32GSDHC10U1 [32GB]
モリー種類:SDHCメモリーカード
最大書込速度:45MB/s
最大転送速度:90MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-I

以上のSDカードです。 純正はそれぞれ1枚ずつ、サンディスクとトランセンドは2枚ずつ保有しています。

検証結果

スマホのストップウォッチアプリで検証しているので誤差はありますのであらかじめご了承ください。

  • 条件1
    • スロット1:UHS-IIカード(純正)
    • スロット2:UHS-Iカード(サンディスク)
    • RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
    • 書き込み終了時間:約46秒

純正のソニーの速いSDカードとサンディスクのUHS-Iでは速いほうのSDカードの組合わせです。RAW+JPGの振り分け設定時と変わらず。

  • 条件2
    • スロット1:UHS-IIカード(純正タフ)
    • スロット2:UHS-Iカード(サンディスク)
    • RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
    • 書き込み終了時間:約47秒

純正タフシリーズのソニーの速いSDカードとサンディスクのUHS-Iでは速いほうのSDカードの組合わせです。1秒前後は誤差なのでRAW+JPGの振り分け設定時と変わらず。

  • 条件3
    • スロット1:UHS-IIカード(純正タフ)
    • スロット2:UHS-IIカード(純正)
    • RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
    • 書き込み終了時間:約44秒

ソニー純正のタフシリーズとノーマルの速いUHS-IIのSDカードの組合わせです。少しだけ速いと感じたけど2から3秒ほどしか変わらないので誤差の範囲内かもしれないです。

  • 条件4
    • スロット1:UHS-Iカード(サンディスク)
    • スロット2:UHS-Iカード(トランセンド
    • RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:73枚
    • 書き込み終了時間:約1分50秒

どちらもUHS-Iだけど書き込み速度が違う組み合わせです。枚数も少なくなって書き込み時間もかなり遅いですね。

  • 条件5
    • スロット1:UHS-Iカード(サンディスク)
    • スロット2:UHS-Iカード(サンディスク)
    • RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
    • 書き込み終了時間:約47秒

書き込みの速いサンディスク同士の組み合わせ。今回の検証の一番のサプライズとなりました。

  • 条件6
    • スロット1:UHS-IIカード(純正タフ)
    • スロット2:なし
    • RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
    • 書き込み終了時間:約18秒
      APS-Cクロップモードでも試してみましたが連写が終わらないので20秒ほどで連写を止めました。

スロット2には挿さずに普通の記録方式も試してみました。先人の記事通りスロット1のみでの運用が最速となりました。

  • 条件7
    • スロット1:UHS-Iカード(サンディスク)
    • スロット2:なし
    • RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
    • 書き込み終了時間:約40秒
      ※こちらもAPS-Cクロップモードだと連写が終わらないので20秒ほどで連写を止めました。

UHS-IIのスングルスロット運用と比べると40秒とかなり遅かった。

結論

どうだったでしょうか?先人の検証記事通りにもあったようにやはりシングルスロットでの運用が最速ということになりました。安心と書き込み速度につられて純正カードを使ってきましたがα7RIIIでの書き込み速度だけなら速いUHS-Iカードを2枚で運用するのが一番コスパが高そうです。

ただし最大転送速度が違うためパソコンで取り込むときにかなりスピードの差が生まれるのも確かで、高画素機でデータは重たいので尚更転送速度は必要です。それが待てるという方は速いUHS-I、待てないという方はUHS-IIのカードを買うことをおすすめします。

少し書き込み速度は落ちますがUHS-IIプログレード製のSDカードもありですね。

ソニーさん、アップデートでこの仕様は何とかならないのでしょうか…

テレワーク、リモートワークで使える製品を紹介してみる

おはこんばんちわ、シン・アナゴです。 これほどリモートワークが話題を呼ぶ世の中になろうとは想像していませんでしたね。一刻も早い終息を願うばかりです。

自分は写真の現像やちょっとした動画編集もやっているためパソコン環境は結構そろえているほうなので今の環境を公開しつつ製品を紹介していきたいと思います。 ※収入が無いためアマゾンアソシエイトプログラムに参加しましたのでご留意ください。

ゲーミングチェア

GTRACING ゲーミングチェア GT000 (GT000-BLUE)

一般的な椅子は長時間座っていると腰痛や肩こりなどを引き起こす要因になるかもしれません。硬い椅子なんかは座ってるとオケツが痛くなりますもんね。長時間使用していても疲れにくくする努力をするためには良い椅子を使うことです。

わたしが使用しているのはこちらのゲーミングチェアです。165度までリクライニングすることが可能なので、疲れたらグイーンってリクライニングします。たまにそのまま寝ちゃうこともありますw あとひじ掛けの高さも調節できます。

一番欲しかったのはエルゴヒューマンのチェアでしたが予算オーバーで無理。でもこちらでも十分満足しています。

デュアルモニター

BenQ SW2700PT

こちらは27インチのAdobeRGB対応 写真編集向け WQHD カラーマネジメントモニター。

ゲーミングPC「ガレリア」を購入したときについてきたViewSonicの24インチモニターと一緒に使用。BenQの27インチは普段使いと写真編集などのメインモニターとして、ViewSonicの24インチはウェブのコーディングしたものをブラウザで確認するサブモニターとして使用しています。

仕事を効率化するならデュアルモニターは必要ですね。ノートPCを会社から支給されている方もHDMIなどの外部出力があれば外付けモニターとして使用できます。ぼくが使用しているような高いやつじゃなくてもいいので大きなモニターはあって損はないかと思います。デュアル環境は本当に便利ですよ!

モニターアーム

Amazonベーシック モニターアーム シングル ディスプレイタイプ ブラック

先ほど紹介したBenQのモニターにはこのモニターアームで使っています。上下の高さや位置も変えられるので便利。モニター付属のスタンドだと狭い机のスペースを減らしてしまうのでそういう意味でも便利です。

キーボード用のウッドパームレスト

FILCO ウッドパームレスト アメリカンチェリー材 Lサイズ

日頃から運動不足な人間ということもあって腱鞘炎になりやすい人間でしたので長時間タイピングしても疲れにくく且つ手首の負担も和らげるために買いました。キーボードよりもむしろウッドパームレストのほうが大事だと思います。角度がつくと手首への負担が増すらしいです。

f:id:Shu_KG:20200422221414j:plain パームレスト無し

f:id:Shu_KG:20200422221411j:plain パームレストあり

どうでしょうか。パームレスト無いほうは手首の角度が結構あるのに対してありのほうは少し角度が低くなっています。写真だとわかりにくですが体感は結構違います。パームレストは仕事用と家庭用に2つ買いました。もうこれが無いとタイピングできないってぐらい重宝しています。

ちなみにキーボードもFILCOブランドのもの。

ゲーミングマウス

Corsair HARPOON RGB ゲーミングマウス MS293 CH-9301011-AP

Corsair HARPOON RGB ゲーミングマウス MS293 CH-9301011-AP

  • 発売日: 2017/01/28
  • メディア: Personal Computers
Corsair HARPOON RGB ゲーミングマウス ゲーミングとついていますが実際はゲームではそんな使っていませんw サイドにボタンが二つあるのでここに「進む」と「戻る」を設定しています。もちろん自分好みにカスタマイズできるのでコピーとペーストを割り当ててもOK。コピペを頻繁に行う事務作業なんかにはかなりいいと思います。

【リュックタイプ】Endurance カメラバッグ Ext(エクステンド)をレビュー

f:id:Shu_KG:20200305152348j:plain

エンデュランスカメラバッグエクステンド」を買って半年間ほど使ったレビューです。

以前カメラバッグはNikonのスマートカメラリュックを使用していて特に不満はなかったのですが

・より軽くしたい ・上気室の構造が少し頼りない

以上の2点から買い替えをすることにしました。

カメラバッグExtとは

Enduranceさんから出ているプロカメラマンさん監修リュックタイプカメラバッグです。公式の謳い文句としては大きく3点。

・ミラーレス一眼をメイン機材したい時に
大三元レンズを使いたいが、荷物はコンパクトにまとめたい
・初代Enduracneではオーバースペックと感じていた方へ
www.endurancecamera.jp

大三元レンズは持っていませんがミラーレス一眼と大きな単焦点レンズ(バッグ購入当時は70-200mm F4)を持っていたのでぴったりと思い購入しました。

スペック

製品名 カメラバッグ Ext(エクステンド)
サイズ(外寸) 約 幅28.5cm 奥行17.5cm 高さ43cm(最高約63cm)
サイズ(カメラ機材収納部内寸の実寸値) 約 幅25cm 高さ24.5cm 奥行12.5cm(エクスパンション解放時該当部 約18cm)
容積 約12L(最大約18L)・上部気室容量:約8〜3L重量
重量 約1.27kg
レインカバー

以上が公式サイト記載のスペックですが実際に重量を測ってみました。

f:id:Shu_KG:20200305155001p:plain 1280g レインカバー抜きの重さ。ほぼ公称値ですね。 ※ペットの重さを測る機械ですので5g単位の表示です。

f:id:Shu_KG:20200305155016p:plain レインカバーは65g

機能

f:id:Shu_KG:20200305155228p:plain 上気室を開けたところです。上気室にはポケットがあります。手の指先がすっぽりはまるぐらいの深さです。

f:id:Shu_KG:20200305155238p:plain 背中部分には最大15インチクラスのノートPCが入るスペースがあります。

f:id:Shu_KG:20200305155248p:plain iPad mini(2019年モデル)を入れてみました。カバー付きですが横向きに入れても入ります。かなり余裕があります。

f:id:Shu_KG:20200305155259p:plain f:id:Shu_KG:20200305155744p:plain 上気室の外側にある収納部分です。小物が入れられるポケットが3つ。写真ではソニーのNP-FZ100を入れてみました。

f:id:Shu_KG:20200305155308p:plain こちらは下気室の外側収納部分。

f:id:Shu_KG:20200305155318p:plain サイドにも収納部分。レンズキャップを入れたりするのに便利。

f:id:Shu_KG:20200305155329p:plain f:id:Shu_KG:20200305160441p:plain カメラバッグをあけることなくサイドからカメラを取り出すことができます。

f:id:Shu_KG:20200305155347p:plain α7R3+縦位置バッテリーグリップ+135mmGMレンズを収納したところ。奥行はちょうどよくて横幅は全部使いきっていません。

f:id:Shu_KG:20200305155413p:plain きつい場合はこのように拡張することも可能。

f:id:Shu_KG:20200305155357p:plainf:id:Shu_KG:20200305155405p:plain ショルダーストラップ部分は2カ所このようになっているのでピークデザインのキャプチャーなんかを取り付けてもいいかもしれませんね。

f:id:Shu_KG:20200305155423p:plain 500mlのペットボトルを収納する部分も。もちろん三脚も取り付け可能です。

f:id:Shu_KG:20200305155446p:plain キャリーバッグなんかのハンドルに装着可能なストラップも標準で搭載。

使ってみた感想

良い点 作りもしっかりしていて1泊2日の旅行にはちょうどいいサイズ感でした。バスケの撮影に行く自分は縦グリを装着したままにするのですが、そのまま入れることができる部分がとてもいい。気室がふたつに分かれていることでカメラと着替えといった荷物をきちんと分けることができる点もグッド。

悪い点 あまりしないと思いますが上気室に重たいものをたくさん入れすぎるとバランスが悪くなって自立が難しくなることがあること。あとバッグ上部の持ち手とウエストベルトは細いです。ここは軽さとトレードオフの部分かもしれませんが気になる人は気になるかも。

Bリーグ数字で振り返る17-18シーズン前半戦(チームスタッツ)

カメラネタ以来書くことがなく放置していたので久しぶりに書いてみます。

Basketballnavi.DB

データはこちらから拝借。

DBにはない(あっても順位付けされてないやつ)アドバンスドスタッツを計算。 eFG、TOV率の2つを集計してみました。 例によって用語説明はしないのでググってください。

eFG%(B1)

順位 チーム名
1 三河 55.89
2 琉球 53.08
3 名古屋D 52.49
4 A東京 52.29
5 川崎 51.74
6 新潟 51.7
7 千葉 51.68
8 富山 49.87
9 京都 49.16
10 北海道 48.94
11 三遠 48.92
12 島根 48.06
13 滋賀 47.5
14 大阪 46.47
15 栃木 45.7
16 横浜 45.26
17 SR渋谷 45.13
18 西宮 44.55

eFG%(B2)

順位 チーム名
1 青森 51.31
2 愛媛 51.25
3 福岡 51.05
4 FE名古屋 50.84
5 奈良 50.56
6 熊本 49.92
7 金沢 49.62
8 広島 49.36
9 福島 49.16
10 山形 48.99
11 群馬 48.38
12 仙台 48.31
13 東京Z 48.28
14 信州 48.08
15 茨城 48.07
16 秋田 47.27
17 香川 45.12
18 岩手 42.9

三河が圧倒。総得点でもB1、B2合わせても唯一2400得点を超えています。(ちなみに2300点台はB2の愛媛が記録してます)。

三河は3Pも39.5%でほぼ4割に近い。近年で4割超えたのは川崎(当時は東芝)がNBL時代に記録した40.6%が最高ではないかと思います。

桜木、オルトン、バッツの分厚いインサイド陣に加えて外からも高確率に決めてくるのでえげつないチームとなっているようです。

三河で今の所心配な点といえばディフェンスがリーグ中盤より少し下なのと41歳の桜木の負担でしょうかね。

B2では意外にも青森が1位。奈良同様シュート力と成績が結びついてないようです。秋田が下から3番目の低位置だけど秋田はディフェンスが圧倒的に良くてB1、B2合わせても唯一の1800点台の失点。

岩手はがんばれ。

TOV率(B1)

順位 チーム名
1 栃木 12.97
2 新潟 13.41
3 三河 13.53
4 川崎 13.74
5 SR渋谷 14
6 A東京 14.23
7 名古屋D 14.36
8 西宮 14.43
9 富山 14.47
10 千葉 14.54
11 北海道 14.82
12 京都 14.89
13 三遠 14.93
14 大阪 15.53
15 島根 15.94
16 横浜 16.29
17 滋賀 16.45
18 琉球 17.82

TOV率(B2)

順位 チーム名
1 金沢 13.97
2 愛媛 14.24
3 群馬 14.26
4 仙台 14.91
5 FE名古屋 15.03
6 茨城 15.15
7 福岡 15.56
8 広島 15.63
9 山形 15.95
10 香川 16.29
11 福島 16.38
12 熊本 16.53
13 信州 16.74
14 岩手 17.36
15 秋田 17.49
16 青森 17.93
17 奈良 17.99
18 東京Z 18.34

B1では苦戦している栃木がベスト。主力の軸が変わっていないところが数字面に出ているのかもしれない。対照的に琉球がワースト。新加入の選手が多いのが影響?

B2は東京Zが苦戦中。原因はいろいろあるかもしれないけどとりあえずTOVを減らさないことにはこの先成績を上向きにしていくのはつらいかもしれない。

チームスタッツを見ていくとチームの特徴がざっとわかるのが面白いところですね。

新潟、名古屋Dはオフェンス重視型ですがディフェンスが…(苦笑)。SR渋谷はシュート確率の低さをオフェンスリバウンドとディフェンス力でカバーしているようです。

三河は昨季に比べてPaceがあがっていてリーグ上位に入ってきましたね。どこかのインタビューでペースを速くしているというのを見た気がするけど本当に実施しているようです。

京都もそうしているとどっかで見たような気がしたけど実際のPaceはリーグで下から2番目。例年と特に変化はないです。気になって少し調べてみたけど勝ってるときのほうがPaceは遅い(勝利時69、敗戦時72)。

B2で首位争いをしている秋田と福岡。秋田はディフェンス重視型、福岡はバランス型といった感じでしょうか。

過去の優勝チーム見るとバランス型が良いように思えますが、さて今季はどうなるでしょう。

バスケ撮影のための基礎や設定を僕なりに考えてみた【後編】

shu-kg.hatenablog.com
前編はこちら

後編は手に入れたカメラでどうやって撮影すれば上手く撮れるのか書いていきたいと思います。

露出を決めていきたいのですがその前に簡単な用語説明。

シャッタースピード(以下SS)
読んで字のごとくですがSSを変化させることで高速に動いているものでも止まっている状態で写真に収めることができます。ただしSSを速くすればするほど写真は暗くなります。逆にSSを遅くすればするほどたくさん光の取り込むので明るく写すことができます。夜景や星の撮影などはSSを遅くすることによってたくさんの光を取り込んで撮影しているんですね。

ISO感度
暗いところで活躍するのがこのISO感度。詳しい説明は難しいので省きますが、バスケ撮影においてISO感度はなるべく低く抑えたい、しかし上げざるをえないという設定です。しかしISO感度はいくらあげてもいいというものではなく、あげればあげていくほどノイズが発生します。写真にザラザラなノイズが映りこんだり極端にあげると写真が「塗り絵」みたいになってしまったりします。

F値
厳密にいうと違いますがレンズの明るさのことです。このF値が低ければ低いほどピント面が薄くなっていきます。そのことによってボケができて立体感のある写真ができるというわけですね。F値を大きくすればするほどピントの合う部分が増えていきます。風景写真や集合写真なんかはレンズを絞って使うことでボケることなく写せるということですね。ただしF値をあげるとレンズを通る光が少なくなってしまいます。

というわけでSSを速くしてISO感度をあげてF値は低いことが望ましいということになるわけです。

露出を決めよう

上記のことを踏まえたうえで・・・

露出を決定するのはSS、ISO感度F値の3つになります。

露出で写真の明るさを決めていくのですが明るいとハイキー→女性、元気、暖かいといったイメージの写真、暗いとローキー→男性、かっこよさや重厚感などのイメージの写真といった表現をします。

ちょうどいい明るさの写真を撮っていくためにはとても大事なのが露出です。バスケの撮影は選手もボールもとても速く動きますね。またアリーナ・体育館という室内競技でもありますので自然の光は入ってきません。自分が目で見ている以上に暗いと思ってください(人の目ってすごく優秀なんですよ)。

どれぐらいのSSであれば選手は止まった状態で写真に写ってくれるのか。答えは200~500ぐらいは必要です。場面にもよりますが200でもブレます。逆に160でも止まった写真が撮れることがあります。しかし手ブレなども発生するのでこのSSではかなり厳しいです。なので、できるだけSSの数値は高いほうがいいでしょう。

バスケ選手を撮る時やチアを撮る時などは設定を変えたほうがよく臨機応変にしていく必要がありますので本来はマニュアルモードが望ましいのですがとりあえずSS優先モードなどから初めて見るのもいいかもしれません。

しかしSSをあげると写真が暗くなってしまいます。SS優先モードでは気付かないうちにISO感度をあげてくれる機種もあります。しかしこのISO感度というのは数値をあげればあげるほどノイズになってしまうのです。

ISO感度はなるべく高くないほうがいいですけど恐らく800~3200の間を使うことになるでしょう。多くの場合ISO1600~3200からだいたいノイズが増えてきます。ただSNSなどで見る分に関してはさほど気にならないレベルだとは思います。

前編のセンサーのことで書きましたがこのセンサーのサイズが大きかったり新しく開発されたセンサーであれば高いISO感度でもノイズが少なくなる傾向がありますので使っているカメラによってノイズの多さは変わってきます。

ちなみに自分の使っているニコンのフルサイズD750はISO感度を6400ぐらいまでにあげてもノイズがあまり気になりません。とてもおすすめです。

次に問題のF値です。カメラ本体と一緒に販売されるキットレンズと言われるズームレンズはこのF値が最初から高いものが多いです。太陽の下などの明るい場所での撮影なら問題はないのですが、被写体をズームして撮りたいと思って望遠側にしていくとF値が高くなるレンズです。

EOS Kiss X7 ダブルズームキットについてくる「EF-S55-250mm F4-5.6 IS II」というレンズは最初からF4で最大の250mmにするとF値が5.6になります。F値5.6でSS200以上で撮ろうとすると恐らくかなり暗い写真になってしまいます。アリーナの照明より暗い自分の部屋で撮る練習をしてみるといいでしょう。

部屋などで撮る場合ISO3200、F値5.6で適正な露出を得ようとするとSSは50ぐらいになります。バスケ選手のシュートシーンなどは間違いなくブレてしまうことでしょう。

当然SSをあげれば暗くなりますしノイズが多くなるのもあまり良いとは言えません。では、どうすればいいのか。それはF値の低いレンズを買うことです。

狙い目はF値が2~4の間のレンズ

今まで使ってきたズームレンズで満足できない人は新しいレンズの購入を考えると思います。

基本的にズームレンズでF値の低いものはプロ用のものでとても重くて高いものばかりです。バスケ観戦するための貯金がレンズでなくなってしまうなんて元も子もありません。しかも会場に着く前に重さで疲れ果ててしまいます。なので比較的財布に優しくプロのズームレンズよりかは軽い単焦点レンズを僕はおすすめしています。一般的にズームレンズより単焦点のほうが写りは良いとされています点もおすすめ理由のひとつです。

自分の得意な焦点距離、一番使っている焦点距離は何mmあたりでしょうか?

撮影した写真からズームレンズで使っている焦点距離はいくつなのか見ることができます。windowsならjpgファイルを右クリック→プロパティ→詳細のタブにカメラの情報が載っています。カメラメーカーが配布している専用ソフトでも必ずどこかに記載されているのでよく見てみるといいと思います。

自分が使っている焦点距離はいくつが多いですか?50mmあたりが多ければ比較的安価に売られている50mm F1.8などの単焦点レンズがおすすめになってきます。

こうやって分析してみるといいと思います。その上で焦点距離を決めてレンズを購入する。安い買い物ではないですが数年にわたりバスケの良い写真を残してくれる「相棒」となってくれます。

そんな大切な相棒を決めるわけですから投資してみるのはいかがでしょうか。

撮る場所で変わるレンズ選び

ゴール下近辺のボールの攻防を撮りたい人は35mm~90mm以内のレンズがおすすめ。


どうしてもズームレンズがいいという方はAFのスピードは速くないですがF値が2.8のこのタムロンのレンズ。APS-C機種の場合、ニコンなら約42~112mm、キヤノンなら約45~120mmの焦点距離をカバーしてくれる代物です。 ※メーカーによってAPS-C機種でもセンサーサイズの差が微妙に違ったりするので要確認。

キットレンズとしてついてくるズームレンズに比べると望遠側が頼りないですが、F値が2.8とまずまずの明るさを確保したままゴール下近辺から中距離ぐらいのシュートをカバーできるはずです。

bj league Finals 2016 Third-Place and Final
チアリーダー以外のゴール下の攻防はこれで撮ってます。

自分の座っている席から撮れるレンズをよく考えて、購入予定にするレンズのレビューをよーーーーーーーーーく見てから買いましょう。

なおレンズはF値の初期値から少し絞ったほうがピント面の幅が広がったり描写性能があがるレンズが多いです。このあたりもバランスですね。本当に室内の撮影は難しく奥が深いです。

またレンズ自体のフォーカスの速さも違います。ものすごく高速でピントを合わせてくれるレンズもあればそうじゃないレンズもあります。

結局どんな設定で撮ってるんだ?

僕はマニュアル設定でF値は2.0-3.5の間(レンズの初期F値が低い場合、最近はあえてこのぐらいまで絞ってます)、SSは320以上、ISO感度は1600以上です。止まってるチアなどを撮影するときはSSとISO感度を低くすればノイズが低減できます。D750はISOを自動で変更してくれる優れた機能がついてるのでかなり楽させてもらってます。

また動体を自動で追従してくれるモードで撮ります。初期設定はシャッターのボタンを半押しするとピントが合いぐっと押し込むとシャッターが切れますよね。大概それでもじゅうぶん撮影できます。しかし、それでは限界があるケースがあるのです。ニコンならAF-C、キヤノンならAIサーボという設定に変えておきます。こうすることで半押ししている間は被写体が動いてもピントを自動で合わせ続けてくれるというモードです。

このモードであれば、選手が外からドライブしてくるところからゴール下でレイアップを打つまでの間の一連の動作を写真にできたりします。

応用として「親指AF」という設定があるので詳しくはググってください。とても便利でエントリー機種でもボタンに割り当てることができますのでトライしてみてください。慣れればものすごく便利ですよ。親指AFでピントを合わせ続けながら連写する。そこから良い一枚を選ぶのです。

素数

最後に画素数について。実は画素数はそんな高くなくて大丈夫です。画素数が多いと逆に手ブレに対してシビアになってきます。なのでプロスポーツ用のカメラは画素数がエントリーレベルのものより低く抑えられてる機種のほうが多いです。もちろん用途にもよりますが。広告に使うようなやつとか照明を使ったスタジオ撮影で撮るような大掛かりなものは画素数は大事だと思います。

ただ何度も書きますがSNSやブログで披露するぐらいなら画素数はあまり気にしない、むしろ画素数が高すぎるのは避けたほうがいいかもしれませんね。一概にこうだとは断定できませんが大きく引き伸ばした写真をプリントアウトしたいなどの用途がない限り普通のものを選べば大丈夫です。1600万画素以上あれば十分だと思います。

次回はおまけでデジタル現像についてもやってみましょうかね。

あとわかんないことがあったらツイッターで答えますw

バスケ撮影のための基礎や設定を僕なりに考えてみた【前編】

カメラ選びって難しいですけど購入を考えてる時って本当に楽しいですよね。

カメラってどうやって選べばいいのかわからない、撮り方も難しいといった意見をそれなりに経験を積んできた「素人カメラマン」が僕なりに解説する記事です。間違ってる情報があれば訂正しますのでツッコミ大歓迎です。

見出し

1.オートフォーカスの仕組み
2.センサーサイズの大きさに注目
3.キヤノンニコンか(orそれ以外か)
4.メーカー選びは慎重に
5.ズームか単焦点
6.結論(おすすめ機種)

1.オートフォーカスの仕組み

デジタルカメラといっても千差万別。今は本当にたくさんの種類があります。コンパクトカメラ(通称コンデジ)もあればレンズ一体型だけど割と大きめで一眼レフのように少し大きめで機能満載な高級コンデジデジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、スマホのカメラなど様々。

バスケ撮影において注意したい点としてはまず搭載しているオートフォーカスの種類を考えたほうがいいと思います。詳しくは書かないけど以下の解説を見ればわかると思います。

camera.itmedia.co.jp

動体撮影ではコントラストAFは不利で位相差AFのほうが有利です。最近のスマホでも位相差AFを積んだカメラや、どちらのAFの良いとこどりしたハイブリッドAFもありますけどここでは割愛します。

スマホカメラやコンデジ、ミラーレス一眼のエントリー機種なんかはコントラスAFが積んであることが多いようです。もちろん全てが全てがそうではないので注意ですし、このフォーカスのシステムでも年々フォーカススピードが上がったりしてます。

なぜスマホコンデジで撮ろうとすると失敗が増えるのかはバスケは動きが速いスポーツだからです。コントラストAFだとフォーカスが合ったころには選手は明後日の方向へ。もしくはオートフォーカスが追いつかずにずっとフォーカスを追っかけてウィーン、ウィーンって迷ってる状態になっちゃったりします。

オートフォーカスにも違いがあるということを覚えておくといいでしょう。

2. センサーサイズの大きさ

カメラのイメージセンサーのサイズ比較 - ログカメラ

センサーサイズの大きさについては私が説明すると逆にわかりにくくなってしまうのでsaizouさんのこちらの記事が素晴らしいので紹介し ます。

スマホなどのカメラに積んでるセンサーサイズとデジタル一眼レフに積んでるセンサーサイズの大きさの違いがよくわかりますよね。条件の悪い暗い場所などで色が豊かでノイズの少ない写真をスマホで撮ることに苦労するのは、こういったセンサーサイズという埋められない差があるからなんです。一眼レフ並のセンサーサイズを積むことになればスマホはものすごく大きいものになってしまいます(笑)

記事中に触れてあるように新しいセンサーであればあるほど当然良くなりますので数年後には小さなセンサーのスマホでもきれいな写真を撮れる時代が来るかもしれませんがもう少し先の話になると思います(良いレンズや二つもレンズを積んだスマホも登場してきてます)。

センサーサイズの大きさはマイクロフォーサーズ以上の機種がおすすめです。センサーサイズの大きさはフルサイズ>APS-Cマイクロフォーサーズとなります。センサーサイズの大きさはボケ量にも関わってきますので立体感のある写真を撮るならセンサーサイズは大きいほうがいいです。

どのメーカーのサイトやフォ○ヨドバシなどのレビューサイトでもだいたいきれいに写ってますが、条件の良い明るいところで撮ればだいたいきれいな写真が撮れて当たり前です。条件の悪いところで比べて欲しいなとつくづく思います。

3.キヤノンニコンか(orそれ以外か)

だいたいキヤノンユーザーの方が多いですね。電気店の店員さんもだいたいキヤノンを薦められる方が多いと思います。

でもバスケ撮影するならキヤノンでもニコンデジタル一眼レフならどっちでも大丈夫です。室内撮影における動体のオートフォーカスはまだまだこの2大メーカーが有利だと思います。が、最近のミラーレス一眼もあなどれなくなってます。ボディ内の手ぶれ補正やAFエリアの広さ、連写機能なんかは上回ってます。

ただしミラーレスはデジタル一眼レフに比べると少しバッテリー容量に不安があるのと一眼レフに対抗できる機種になるとメーカーの英知を詰め込んだフラッグシップ機種と呼ばれるかなり高いカメラになります。

少し話がそれたので二大大手に戻しましょう。キヤノンのほうが万人受けする肌色を出してくれるとの評価が多いようなのでチアを撮影するならキヤノンがいいかもしれませんw ぶっちゃけどっちで撮っても最終的にデジタル現像をきっちりされる方ならあまり関係ないと思います。家電量販店に行って「持った感じ」やボディの「好きなカラー」だったりで選べばいいと思います。

4.メーカー選びは慎重に

昨年キヤノンからニコンへマウント移行したんですがボディ(エントリークラス)は10分の1でしか売却できませんでした。一方9年前に中古で購入したレンズは半分のお値段で売れました。レンズのほうが価値が高かったのです。レンズは資産です。いろんなレンズを持っていて損はないと思います。売ったあとに「残しておけば良かった」と思うことも度々出くわしますので注意(笑)

なのでメーカーを選ぶとボディとレンズ資産も全て変わることになりますので注意してくださいね。ニコン買ったけどやっぱりキヤノンがいいやと言っても後の祭りです。逆もまた然り。

5.レンズは2点大きな問題あり

一つ目の問題はズームレンズか単焦点レンズ選び。ズームレンズって便利ですよねー。でもキットレンズについてくるズームレンズって優秀なんですけどF値の初期値が大きい、つまり暗いレンズなんですよ。

それなら写りが良くてオートフォーカスも優秀なズームレンズを買えばいいじゃなかってなりますけど本当に高いんです。しかもむちゃくちゃ重たい。普通に2桁諭吉します。中には3桁諭吉するレンズも存在します。

千差万別ですがF値が明るい単焦点のほうがまだ財布に優しいです。

 

二つ目の問題は先程書いたセンサーサイズです。

レンズの表記で「35mm換算で80mm」などと記載があります。フルサイズであれば画角50mmのレンズならそのまま50mmで使えます。しかしAPS-CマイクロフォーサーズだとニコンAPS-C機は75mm相当、キヤノンAPS-C機は80mm相当、オリンパスパナソニックマイクロフォーサーズだと100mm相当になります。

 

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディー ブラック

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディー ブラック

  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

センサーサイズが小さくなればそれだけ望遠に有利になるということです。このあたりは後編で説明しますがシャッタースピードや絞り、ISOの関係と同じでトレードオフになります。

Bリーグでは観戦の邪魔になるようなデカいレンズは禁止されています。なので比較的コンパクトなレンズを選ぶならマイクロフォーサーズのレンズはすごくコンパクトで軽量です。マイクロフォーサーズを採用しているミラーレス一眼も軽量ですしね。

ただし1で書いたようにどんなAFのシステムを積んでいるかを気にしてくださいね。メーカーによっても書き方が違ったりスルのでどういったAFシステムなのか要注意です。

6.結論(おすすめ機種)

 

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5 (CF-Type)

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5 (CF-Type)

  • 発売日: 2016/03/26
  • メディア: エレクトロニクス
 

 石油王はD5とかEOS-1D X Mark IIを買って日本の経済に貢献してください(笑)

 

 というのは冗談で、一般的なAPS-Cデジタル一眼レフカメラ(キットレンズ)で充分撮れます。プロ機種との違いは詳しくは書きませんがプロは失敗できないのです。なのでオートフォーカスの力、動体に食らいついてフォーカスし続ける力がすごいのです。スポーツ現場ならなおさら決定的瞬間を逃しましたなんて出来ませんからね。だから初心者用のと比べると性能がグンバツに良いと思ってもらえればいいです。

そうじゃなくても連写したり、ある程度ノイズのある写真ならキットレンズで充分初心者でも撮れます。ただし先程も書きましたけどあまりF値の大きいズームレンズだと条件が厳しくなってくるかもしれません。照明の良いアリーナならいいですが暗いアリーナだと厳しくなるからです。

とりあえず今回はここまで。次回は実際どういう設定で撮ればいいのか僕なりの経験で書いてみます。