今、欲しいカメラが僕にはある
これは一種のラブレターかもしれないけど、そんな大したものではない。
まず何故欲しいのかを考える。
先日書いた記事のように自分にはすでに立派な機材がある。
だから必要ないのかと思うかもしれないけど、猫を撮ったりふと動画を撮ったりするときに縦グリップをつけているα7R3をわざわざ防湿ボックスから取り出すのが面倒くさいのだ。
あとちょっとした物撮りや料理を撮りたい。もちろんスマホのスピード感には負ける。しかしたまにはちょっと凝った撮り方をしたいのです。
わたしが欲しい「君(カメラ)の名は」
\\ででーん!!//
パナソニック ミラーレス一眼カメラ ルミックス G9 ボディ ブラック DC-G9-K
- 発売日: 2018/01/25
- メディア: -
MFTの魅力が個人的にはわからなかったというか調べることすらしなかったのですがだんだん魅力がわかってきたような気がします。
MFTの魅力を徹底的に調べるにあたってブロガーさん4名の記事を死ぬほど参考にしました。ありがとうございました。
G9の位置づけはPanasonicスチール機のフラッグシップモデルです。「欲しい」理由を以下長々と書いてみました。
軽い
D750はやっぱり重かったしα7R3がいくら軽いといってもやっぱりフルサイズって重たいんですよ。135mmGMつけたら1kg越えてしまいます。実はG9はα7R3よりも本体自体は大きく重たいんですがMFTはフルサイズのレンズ群と比べると全体的に軽い。
やっぱり軽いは正義なんですよ!「欲しいレンズ」のところで後述しますが結局レンズを加えるとα7R3のほうが重たくなることが多い。ぼくが大好きな単焦点レンズだとMFTのは本当に軽いものが多いです。
手振れ補正
センサーがフルサイズよりも小さいこともあるのか手振れ補正がすごい。α7R3にもボディ内手ブレ補正機構(最大5.5段分)がついてるらしいですけど、シャッタースピードを遅くして撮ると普通に手振れ写真を生産してしまいます。
α7R3は個人的な使い方としてバスケ撮影がメインですしシャッタースピードを遅くすることはほぼ無いし手振れよりも被写体ブレさせないように注意しているので実はあまり必要ない機能だなぁなんて思います。あと猫や料理の写真を撮るときにそれほど高画素に撮る必要もないなと。
そうなってくると遅いシャッタースピードでも手振れ補正がしっかり効くMFTに興味がわいてきたんです。オリンパスのほうが優秀らしいですがパナもなかなか優秀。
マクロ撮影
被写体をどれだけ大きく写せるかを示す最大撮影倍率というのがあるんですがフルサイズの純正マクロレンズはだいたい等倍(ですよね?)。
OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 付属品
サードパーティーから2倍のものが出ていたりするみたいですが、オリンパスのマクロレンズは1.25倍(フルサイズ換算で2.5倍)のレンズがあったりします。これで猫撮ってみたいし料理も撮ったりしたいじゃないですか!
動画機能
最初にも書いたように動画はスマホで猫を撮っているんですがスマホだとやっぱり物足りないときがあるし、かといってフルサイズを持ち出すのも面倒くさい。だいたい135mmつけているのでサムヤン24mmにレンズ交換するのも面倒くさいw
だからこそG9が欲しくなってます。G9は動画録画時間に30分制限(4K60Pは10分まで)があってGH5系には及ばないものの、動画機としてもそこそこ性能が高いことも魅力。
α7R3は4K60pが撮れません。映画は24p、テレビ番組は30p、動きの速いスポーツなどは60pで撮影されているようです。使わないとは思いますが(10分制限があるとはいえ)60pがあるのと無いのとでは表現の幅が違ってきます。
もっと細かいことを言うとビットレートも違います。動画にはあまり詳しくないですがビットレートは動画の画質にも関係しそうです。αは4K30p約100Mbps、一方G9は同じ4K30pで約150Mbpsになります。実際今でもじゅうぶん綺麗な動画が撮れます。ですが「比べてみたい欲」が出ちゃうんですね。
カメラを撮るカメラが無い
デジタルカメラの他にスマホとニコンF3を持っていますがデジタルカメラを撮るカメラがないのです。このブログでもα7R3がたびたび登場していますが、スマホではやっぱり満足のいくものが撮れない(腕の問題でもありますが)。
ライブ配信で一眼カメラを長時間使いたい
最近流行っているオンライン飲み会やミーティングに一眼カメラを使っているのですが長時間行うときはモバイルバッテリーで給電しながらやっています。しかしスマートじゃないしそもそもバッテリーをあまり消費したくない。
そしてカメラ側のHDMI端子にも違いあります。α7R3はHDMIマイクロ端子(タイプD)ですがG9はタイプAなのでいわゆる一般的なHDMI端子の形をしています。少し負荷がかかっただけでタイプD端子はもげてしまう恐れがあります。実際タイプAをタイプDに変換する端子を買ったのですが私の不注意もありますがモゲてしまいました。
ダブルスロット
プロではないですがダブルスロットはやっぱり安心。α7R3は片方がUHS-IですがG9の場合はどちらもUHS-IIに対応。もし購入したら手持ちのSDカードで検証するのが楽しみです。
G9と一緒に使いたいレンズは
パナソニック ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. H-ES12060
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Camera
実はライカ基準のレンズなら持ってるんです。でもそれはスマホ(筆者はまだHuawei P10使ってますw)の話。パナライカといえどライカはライカ。持ってるだけで所有欲も満たせる。
この標準ズームレンズの魅力は12-60mm(フルサイズ換算24-120)という便利ズームということもあるけど、最短撮影距離が0.2m、最大撮影倍率0.3倍(フルサイズ換算で0.6倍)なのでハーフマクロ的な使い方も出来るということです。また写真だけでなく動画用途としても使える万能レンズです。
そして320gとかなり軽い。ソニーの24-120mm f4をレンタルして使ったことがありますがやはり重たかった(663g)。
αとの組み合わせると本体657g(バッテリーとカード含む)+レンズ663g=1320g、G9との組み合わせは658g(バッテリーとカード含む)+レンズ320g=978gとなります。たった300gの差ですが長時間持っているとこれが地味に違ってきたりします。
G9も重たいといえば重たいのですが普段用途としてがんがん使いたいと思っているので1kgを超える、超えないでは気分的にも違います。
軽い is 正義
ソニー系のカメラ・レンズに関してはもう物欲があまり出てこなくなりました。今のカメラに満足しているし(私の中での)完成度が高いとも言えます。強いて欲しいレンズと言えばSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAくらいでしょうか…。
バスケ撮影できるか試してみたい
135mmは被写体が近づいてきた場合、かなりアップになってしまうので結構厳しい場面もありました。もちろんコートサイドでなければ全く問題はないのですが会場を回っているマスコットを撮ったりするのはだいぶ厳しいですからね。他にもオートフォーカスの速度や正確性についても検証してみたい。スチールのフラッグシップ機なのだから暗いアリーナ内においてどれだけ機能してくれるのか。試すのも楽しみです。
動物園なんか行ったときに使うのも良さそうだよねー。MFTは望遠側にも有利に働くわけで寿司。
あぁ、欲しい。