【いつかあの星を思い出してきっと栽培してしまう】映画オデッセイ観てきた
タイトルは某ドラマっぽくしてみました。映画オデッセイ観てきました。
※壮大にネタバレしてるのでまだ観てない人はこの記事を閲覧しないように気をつけてください。
前情報はリドリー・スコットが監督でマット・デイモンが主演で火星にぼっちになってしまった、っていうぐらいで他の情報(他の共演者とか)はほぼ知らない状態で観に行きました。
暗い映画だと思ってたら全然違った
予告編は結構あてにならないこともあるし、リドリー・スコットが監督ってこともあって暗ーい映画だと思ってたら全然違ってて驚きました。スコット監督の作品の中ではエイリアンとかブレードランナーのような常に全体的に暗いようなやつではなくて、時折ユーモアのあるシーンを入れてくるブラックホーク・ダウンのノリに近い感じでしょうか(画面全体の明るい暗いで言えばの話ね)。
この作品、ゴールデングローブ賞ではミュージカル/コメディ部門で受賞してるんですね。このことはあとから調べてわかったことなので知った時は少し驚いたんですが、作品中にたくさん曲が流れるし本当に笑えるシーンがたくさんあるので思わず納得。
(マット・デイモンを救出するための)会議中に指輪物語ネタが出てくるんですけど、映画版でボロミア役をやったショーン・ビーンがそのシーンにいるんですよ。ロード・オブ・ザ・リングのシリーズが好きな僕にとってはこのシーンはたまらなかったですね。他にはドナ・サマーのhot stuffがかかるシーンもすごく面白かった。
死亡フラグが立っているのに死なない役者
ショーン・ビーンとマイケル・ペーニャが出てきた瞬間「あ、死ぬな」と思ったんですが全然死なない。特にショーン・ビーンが出てきた瞬間、この人マット・デイモンを助けに行くために宇宙行って死ぬんだと途中まで結構思ってました。むしろショーン・ビーンなら死んでもコメディ要素は維持でき(ry
ワトニーという人物
超ポジティブ人間なんて言われてますけど、ちゃんとネガティブな感情を出すシーンもあるからこそ活きるんだと思います。超絶ポジティブに描き続けてしまったら一人ぼっちになって頭がおかしくなったんだと思わせてしまうと思うんですよね。
もののけ姫に出てくるアシタカのように「曇りなき眼で~」とか言っちゃうクソマジメなタイプの人間とは絶対友達になれないと思いますけど、ワトニーは一緒にいたら楽しいタイプの人間だろうなと思います。
どこかにも書かれてましたけど、恋人や家族(家族がいることぐらいがセリフでわかったぐらい)とのシーンはなく、お涙頂戴的なシーンが無かったのが逆に好感でした。インターステラーのビデオレターとか、あんなん絶対泣いてしまうやん。人間性がひねくれてるというのもあって、ああいうシーンが出てくると「卑怯」と思ってしまう人間なので(苦笑
映画は映画館で見たほうがいい
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