シン・アナゴのブログ

下手だけどカメラやガジェットが好きなただのおっさん。

カメラ・レンズを買ったら他にも意外とかかる費用

カメラやレンズは高価なものですがこの2つ以外にもお金がかかります。主にカメラアクセサリー、周辺機器などになります。

ざっと羅列してみましょう。

アクセサリー・消耗品

まずカメラとレンズを保護するものも必要です。カメラやレンズが不要になった場合、なるべく高く買い取りしてもらうことにも繋がりますのでケチらないほうがベターだと思います。

保護フィルム


デジタル一眼カメラには撮影したものを確認したりするため背面に液晶モニターがあります。こちらのモニターを保護するための保護フィルムを貼っておくとよいでしょう。あと忘れがちですが機種によってはボディの上部にも液晶モニターがついているものもありますので出来ればそちらも保護しましょう。

ちなみに自分は保護フィルムが上手く貼れなくて気泡が入ってしまった場合結構気になっちゃうタイプですw 保護フィルムはおおよそ1000円前後でしょうか。高いものは高いですが普通のもので大丈夫だと思います。

レンズ保護フィルター


レンズの先に保護フィルターをつけることで万が一落とした場合などにも守ってくれます(もちろん100%ではないです)。

新品でレンズを購入するとフードがついてきますがBリーグで撮影する場合、フードは結構他のお客さんの邪魔になりますのでなるべく外しておきたいところ。

バスケの会場では何が起こるかわかりません。ボールが飛んでくることもありますし選手が突っ込んでくることもあります。カメラのファインダーを覗きながら観戦していると距離感がつかめないし視界も狭くなりがちです。

高いレンズですのでなるべく壊れにくいようにしてあげたいところ。なのでレンズに保護フィルターはつけておいたほうがよいでしょう。おおよそ2000円から3000円ぐらいのものが多いです。

購入する際の注意点としては「フィルター径」のサイズを合わせることです。

フィルター径とはレンズ前面の直径のことを言います。メーカーサイトにレンズのフィルター径が記載されていますので必ず確認してから購入しましょう。もしフィルター径のサイズが合わない場合絶対につけることは出来ないので必ず確認しましょう。

ブロワー


カメラやレンズについてホコリやチリを除去するときに使います。カメラやレンズの清掃の際、ゴミがついた状態のまま拭いてしまうとレンズやレンズ保護フィルタに傷がついてしまう要因になります。拭く前に必ずやっているのがこのホコリやチリを除去する作業です。

ブロワーは大きいもののほうがパワーがあるのでケチらず大きなものを買うといいと思います。カメラレンズだけでなくてPC用モニタにも使えたりしますので。

レンズクリーニングティッシュ


ブロワーでおおまかなゴミを除去したらレンズやモニタをこれで拭いてます。拭いたあとすぐに乾燥してくれます。拭き後も残りにくいです。

レンズフィルタ用レンズペン


レンズを買ったらすぐに保護フィルタをつける派なのでレンズを直接清掃することはない私はフィルタ用のを使ってます。いろいろ種類があるので自分に合った用途のものを買うといいと思います。これで最後の仕上げをしないと結構落ち着きませんw

ここまでの消耗品系だけで合計¥7000円オーバー。やっぱりお金のかかる趣味ですね…。

メンテナンス代

カメラやレンズは精密機械ですので使っていくうちに動作がおかしくなったり壊れたりすることがあります。

またカメラ内部にセンサーが積んであるのですがレンズを交換するときなどにゴミやほこりが付着してしまうことがあります。自分ですることもできますが私は壊れると怖いので必ずメーカーのサービスセンターなどに行って除去してもらうようにしています。

また点検してもらうことで不具合が見つかることもあります。ニコンのD750を所持していたとき、センサーのゴミ除去にいったのですがシャッター不良が見つかりシャッターユニット交換をしてもらったことがあります。D750特有の問題だったのでこれはメーカー側の落ち度ということもあり料金はかかりませんでしたが早めに見つかってよかったです。こういうこともあるので私は1年に1度メーカーにチェックしてもらってます。

バスケは夏の期間はイベントが冬に比べて比較的少ないのでこの期間に出しておくのもいいと思います。

うちのα7R3も再来年あたりには一度オーバーホールに出してもいいかなぁ…。お金がないぞ…( ^ω^)

カメラバッグ


会場にもっていく場合、初心者モデルの一眼レフや小型のミラーレスであれば普通のバッグ内にも入ると思いますが割とこだわった機材の方の場合はカメラバッグも買うといいと思います。いろんな収納スペースがあるのはもちろん中に緩衝材が入っているので安心してカメラ・レンズを持ち運ぶことができます。ただし、ひとりあたりの座席に対して収納スペースは膝の上か椅子の下しかありませんので注意が必要です。


わたしはEnduranceさんのカメラバッグを使用していますが今のところどの会場でも大丈夫でした。椅子の下に入れ込んでますが大丈夫です。具体的な会場名が知りたい方はTwitterやってますので遠慮なくリプしてくださいね。

まとめ

どれを優先するかは人それぞれだと思いますが僕自身はどれもやっておいたほうがいいと思ってます。結構お金かかるなぁと思いますが、長く使っていくものと思えば安い!実質無料!…多分ね。

G9 PROを勢いでポチってしまった話

無職だというのに恐ろしい話です。これが沼の正体なのでしょう。

某日「みんなの防湿庫」ことマップカメラさんのメルマガ会員限定価格としてG9のセールが来てしまいました。

shu-kg.hatenablog.com 調べに調べて最終的に今欲しいカメラとして候補に挙がっていたカメラでした。

価格コムの最安値より安く更には純正予備バッテリーを付属しての価格。キャッシュレス還元も今月で終了ということもあって清水の舞台から何とやらという気持ちでついポチってしまいました。サムヤン24mm f2.8には「下取り交換」制度を利用して防湿庫に入ってもらうことになりました。

まだ金額は確定していませんが恐らくキャッシュレス還元やポイント還元を含めたら10万円は切るんじゃないかと思います。


サムヤン24mm f2.8には少しの間でしたが活躍してもらったと思います。たくさん猫も撮ったし。逆光には弱いのと周辺減光はあるけど、それがまた良い味を出すレンズ。嘘みたいに軽いコスパレンズ(なんせ93gだからね)なのでみんなも買うといい。

Bリーグ旅行や遠征にはフィルムカメラをサブ機として持っていくのですが今後は家族や猫を撮る時専用のカメラとして活躍することになりそうです。


ちなみにフィルムカメラニコンのF80s)にはこちらのレンズをつけています。フィルムカメラにも使えるレンズ。素晴らしいですね。話がそれてしまいました。無職だというのに頭のおかしな行動を取ってしまったことで冷静だった頃の自分に戻りたいのかもしれません。

そうそう、ポチった話に戻しましょう。


まだレンズは買っていないのですが恐らく買うレンズはこちら。本当は10-25mm f1.7が欲しい。

フルサイズ35mm換算で24~120mmの標準ズームレンズ。決して明るいレンズではないけど私にはこれで十分。

自分はズームレンズが苦手なんじゃないか説あるけど、最初はほぼ12mmで使うと思う。ここはサムヤンと変わらない画角と運用になるのでとても気が楽。

α7R3と違ってほぼデスクに出しっぱなしにして気軽に猫を撮っていこうと思う。αのほうも135mm固定になるからこちらもいちいちレンズ交換しなくて済む。

どうせ僕は写真下手くそなんだからフルサイズなんて持ち腐れなんですよ。ただの機材好きということがバレつつあるけど、それでいいや。

すでに開封して少しだけ触ったけどソニーよりメニューはわかりやすく出来ているようには感じるが今のところどっちもわからない。

どっちが簡単かわからなくなってしまうほどソニーに調教されてしまったようだ。

完全な開封はまだ先だけどマイクロフォーサーズに詳しいブロガーさんやYouTubeを見ながらセッティングを楽しんでみたいと思う。

ファーストインプレッションなどは完全開封の後にでも。

今、欲しいカメラが僕にはある

これは一種のラブレターかもしれないけど、そんな大したものではない。

まず何故欲しいのかを考える。

先日書いた記事のように自分にはすでに立派な機材がある。

だから必要ないのかと思うかもしれないけど、猫を撮ったりふと動画を撮ったりするときに縦グリップをつけているα7R3をわざわざ防湿ボックスから取り出すのが面倒くさいのだ。

あとちょっとした物撮りや料理を撮りたい。もちろんスマホのスピード感には負ける。しかしたまにはちょっと凝った撮り方をしたいのです。

わたしが欲しい「君(カメラ)の名は」

\\ででーん!!//

しょうもない前置きで長くなりましたが今欲しいのはフルサイズでもAPS-Cでもvlogカメラとして話題になった1インチでもなくマイクロフォーサーズ(以下MFT)のG9です。

MFTの魅力が個人的にはわからなかったというか調べることすらしなかったのですがだんだん魅力がわかってきたような気がします。

MFTの魅力を徹底的に調べるにあたってブロガーさん4名の記事を死ぬほど参考にしました。ありがとうございました。

www.spaceflier.com

moognyk.hateblo.jp

www.toshiboo.com

lab.hendigi.com

G9の位置づけはPanasonicスチール機のフラッグシップモデルです。「欲しい」理由を以下長々と書いてみました。

軽い
D750はやっぱり重かったしα7R3がいくら軽いといってもやっぱりフルサイズって重たいんですよ。135mmGMつけたら1kg越えてしまいます。実はG9はα7R3よりも本体自体は大きく重たいんですがMFTはフルサイズのレンズ群と比べると全体的に軽い。

やっぱり軽いは正義なんですよ!「欲しいレンズ」のところで後述しますが結局レンズを加えるとα7R3のほうが重たくなることが多い。ぼくが大好きな単焦点レンズだとMFTのは本当に軽いものが多いです。

手振れ補正
センサーがフルサイズよりも小さいこともあるのか手振れ補正がすごい。α7R3にもボディ内手ブレ補正機構(最大5.5段分)がついてるらしいですけど、シャッタースピードを遅くして撮ると普通に手振れ写真を生産してしまいます。

α7R3は個人的な使い方としてバスケ撮影がメインですしシャッタースピードを遅くすることはほぼ無いし手振れよりも被写体ブレさせないように注意しているので実はあまり必要ない機能だなぁなんて思います。あと猫や料理の写真を撮るときにそれほど高画素に撮る必要もないなと。

そうなってくると遅いシャッタースピードでも手振れ補正がしっかり効くMFTに興味がわいてきたんです。オリンパスのほうが優秀らしいですがパナもなかなか優秀。

マクロ撮影
被写体をどれだけ大きく写せるかを示す最大撮影倍率というのがあるんですがフルサイズの純正マクロレンズはだいたい等倍(ですよね?)。


サードパーティーから2倍のものが出ていたりするみたいですが、オリンパスマクロレンズは1.25倍(フルサイズ換算で2.5倍)のレンズがあったりします。これで猫撮ってみたいし料理も撮ったりしたいじゃないですか!

動画機能
最初にも書いたように動画はスマホで猫を撮っているんですがスマホだとやっぱり物足りないときがあるし、かといってフルサイズを持ち出すのも面倒くさい。だいたい135mmつけているのでサムヤン24mmにレンズ交換するのも面倒くさいw

だからこそG9が欲しくなってます。G9は動画録画時間に30分制限(4K60Pは10分まで)があってGH5系には及ばないものの、動画機としてもそこそこ性能が高いことも魅力。

α7R3は4K60pが撮れません。映画は24p、テレビ番組は30p、動きの速いスポーツなどは60pで撮影されているようです。使わないとは思いますが(10分制限があるとはいえ)60pがあるのと無いのとでは表現の幅が違ってきます。

もっと細かいことを言うとビットレートも違います。動画にはあまり詳しくないですがビットレートは動画の画質にも関係しそうです。αは4K30p約100Mbps、一方G9は同じ4K30pで約150Mbpsになります。実際今でもじゅうぶん綺麗な動画が撮れます。ですが「比べてみたい欲」が出ちゃうんですね。

カメラを撮るカメラが無い
デジタルカメラの他にスマホニコンF3を持っていますがデジタルカメラを撮るカメラがないのです。このブログでもα7R3がたびたび登場していますが、スマホではやっぱり満足のいくものが撮れない(腕の問題でもありますが)。

ライブ配信で一眼カメラを長時間使いたい
最近流行っているオンライン飲み会やミーティングに一眼カメラを使っているのですが長時間行うときはモバイルバッテリーで給電しながらやっています。しかしスマートじゃないしそもそもバッテリーをあまり消費したくない。

ソニー ACアダプター AC-PW20

ソニー ACアダプター AC-PW20

  • 発売日: 2010/06/03
  • メディア: Camera
そこで家庭内電源を使いたいのですがα7R3の家庭内電源用ACアダプター純正品は販売されていません。こちらはα6400等の専用の家庭内電源用ACアダプター(つまりバッテリーサイズが合うかどうかの問題ですね)。スタジオやテザー撮影とかでは必要ないのかな、なんて思っちゃいます。電源周りは純正じゃないと怖いので早く出してほしいんですけど出さないのであればこういうアクセサリーがあるカメラが欲しくなるのは当然の流れ。

パナソニック ACアダプター ルミックス DMW-AC10

パナソニック ACアダプター ルミックス DMW-AC10

  • 発売日: 2014/04/24
  • メディア: Tools & Hardware
G9には家庭内電源につなげられるACアダプター純正品が販売されています。

そしてカメラ側のHDMI端子にも違いあります。α7R3はHDMIマイクロ端子(タイプD)ですがG9はタイプAなのでいわゆる一般的なHDMI端子の形をしています。少し負荷がかかっただけでタイプD端子はもげてしまう恐れがあります。実際タイプAをタイプDに変換する端子を買ったのですが私の不注意もありますがモゲてしまいました。

ダブルスロット
プロではないですがダブルスロットはやっぱり安心。α7R3は片方がUHS-IですがG9の場合はどちらもUHS-IIに対応。もし購入したら手持ちのSDカードで検証するのが楽しみです。

G9と一緒に使いたいレンズは


実はライカ基準のレンズなら持ってるんです。でもそれはスマホ(筆者はまだHuawei P10使ってますw)の話。パナライカといえどライカはライカ。持ってるだけで所有欲も満たせる。

この標準ズームレンズの魅力は12-60mm(フルサイズ換算24-120)という便利ズームということもあるけど、最短撮影距離が0.2m、最大撮影倍率0.3倍(フルサイズ換算で0.6倍)なのでハーフマクロ的な使い方も出来るということです。また写真だけでなく動画用途としても使える万能レンズです。

そして320gとかなり軽い。ソニーの24-120mm f4をレンタルして使ったことがありますがやはり重たかった(663g)。

αとの組み合わせると本体657g(バッテリーとカード含む)+レンズ663g=1320g、G9との組み合わせは658g(バッテリーとカード含む)+レンズ320g=978gとなります。たった300gの差ですが長時間持っているとこれが地味に違ってきたりします。

G9も重たいといえば重たいのですが普段用途としてがんがん使いたいと思っているので1kgを超える、超えないでは気分的にも違います。

軽い is 正義

ソニー系のカメラ・レンズに関してはもう物欲があまり出てこなくなりました。今のカメラに満足しているし(私の中での)完成度が高いとも言えます。強いて欲しいレンズと言えばSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAくらいでしょうか…。

バスケ撮影できるか試してみたい

135mmは被写体が近づいてきた場合、かなりアップになってしまうので結構厳しい場面もありました。もちろんコートサイドでなければ全く問題はないのですが会場を回っているマスコットを撮ったりするのはだいぶ厳しいですからね。他にもオートフォーカスの速度や正確性についても検証してみたい。スチールのフラッグシップ機なのだから暗いアリーナ内においてどれだけ機能してくれるのか。試すのも楽しみです。

動物園なんか行ったときに使うのも良さそうだよねー。MFTは望遠側にも有利に働くわけで寿司。

あぁ、欲しい。

バスケ撮影で使っている機材紹介

自分が主にバスケの撮影で使っている機材を紹介したいと思います。自己紹介のページでも少しだけ紹介していますがここで詳しく紹介します。

カメラ、レンズ

カメラ

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

  • 発売日: 2017/11/25
  • メディア: エレクトロニクス
カメラはソニーのα7R IIIを使っています。最安価格でもおよそ27万円する高価なカメラです。ニコンのD750と交換する形で我が家に来てもらいました。マウント移行(メーカーを移行)と初めてミラーレスを使うこともあって少しギャンブルでしたが移行して正解でした。

八村塁選手アカツキビーナスを撮りたくていきなりバスケ日本代表戦の試合に連れていきましたがちゃんと撮れて一安心したことを覚えています。

一眼レフからミラーレスに移行するにあたってオートフォーカスの正確性が心配でしたが、私自身がバスケ選手よりもチアリーダーの撮影に力を入れ始めたということもあり、それほどオートフォーカスを心配しなくてもよかったのも大きかったです。

ただオートフォーカスに関しては今まで使ってきた一眼レフより遅いなんてこともないし、むしろピンぼけ写真は大幅に減ったように思います。もちろん外すときは全く違うところに外すこともありますけど。また高画素機種なのでトリミングしてもかなり多くのデータが残りSNSやある程度の大きさの写真にプリントアウトしてもわからないレベルです。

使い始めた当初は電子ファインダーの違和感はありましたがクセを理解することで慣れました。また初期設定では使いにくかった各種ボタンもカスタマイズすることで使いやすいレベルにまで持っていくことができました。

不満は多々ありますがそれを超えて良い面が多いことで買ってよかったと思えます。買い物なんてそういうものといえばそういうものかもしれません。アップデートが来てから瞳オートフォーカスもより使いやすくなりました。

縦位置グリップ

ソニー 縦位置グリップ VG-C3EM

ソニー 縦位置グリップ VG-C3EM

  • 発売日: 2017/05/26
  • メディア: Camera
カメラの縦向きの撮影を簡単にできるようになるグリップです。こちらを装着することにより縦構図撮影はもちろんバッテリーを2つ付けることができるようになるため、ミラーレス全般に見られるバッテリーの容量不足を心配をしなくてもいいです。

バスケ撮影は横移動が多いスポーツですがシュート、リバウンドなどの動作は縦移動。チアリーダーポートレートのように撮影するときにも縦構図になります。縦構図の写真を撮るのが楽になるのでとても重宝します。

レンズ

135mm F1.8のGMレンズです。このGMというのはソニーの最高級レンズに位置するものでとても良いレンズです。F1.8スタートということもあってバスケの撮影に多い暗いアリーナ(体育館)でも安心して撮影することができるようになりました。

空気感を切り取るような描写力はもちろん最高なんですが、このスペックのレンズでよく比較されるのがsigmaの135mm artですがこちらに比べると軽いというのも良い点です。

名称 メーカー 重さ
135mm GM ソニー 950g
135mm art シグマ 1230g

Bリーグ観戦の旅に行くときもこれ一本です。オートフォーカスの速度も申し分ないです。どの席に座ってもα7R IIIとの組み合わせで不自由ない撮影が可能です。もちろん単焦点なのでそれなりの工夫が必要ですが。

カメラバッグ、アクセサリー

カメラバッグ

カメラバッグはEndurance カメラバッグ Extを使っています。

shu-kg.hatenablog.com
こちらのレビューに関しては以前書いていますが重すぎず且つ容量もそこそこ入ることを重視して選んだカメラバッグです。同じスペックのカメラバッグが出てこない限りはこちらから移行することは無いんじゃないかと思うぐらい良いです。

アクセサリー

カメラのストラップにつけるのがこちらピークデザインが出しているアンカーリンクという商品。ストラップの脱着が簡単に出来るようになる商品です。

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カメラ側のストラップをつける部分に取り付け

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こちらはストラップ側にも取り付け

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装着も簡単。きっちり固定されているので外す時はぐっと押し込んでスライドさせるだけ。

わたしは縦位置グリップをつけての撮影が多いのですがこのグリップをつけているとストラップがとても邪魔に感じます。撮りたい瞬間は待ってくれません。さっと構えてさっと撮る。縦構図、横構図をさっと変える動作の時にもストラップが邪魔に感じてしまうのです。なので基本的には外しています。もちろん落とすリスクも伴うため観戦中は基本的に手をカメラから離さないようにしています(汗

SDカード

SDカードはこちらのソニーの純正SDカード。Amazon海外輸入品はトラブルも多いので基本的にはこちらのSDカードを使用。

shu-kg.hatenablog.com 先日検証記事も書きました。こちらの純正SDカードである程度満足しています。万が一故障してもちゃんと純正使ってるって言えますからねw

今の機材でかなり満足しているので当分の間変更したり機材を加えたりすることは無いと思います。

以上、機材紹介でした。

これからバスケ撮りたい人に少しでも参考になれば幸いです。

Bリーグ(バスケ)の一眼カメラ・スマホ撮影において気を付けたいこと5点(ルール・マナー以外についても)

shu-kg.hatenablog.com
先日の記事で少しだけ触れた「観戦マナー・ルール」についてですがもう少し細かく触れておきたいと思います。

観戦マナー・ルールを守ろう

www.bleague.jp

選手の肖像、権利保護のため
試合中の写真撮影および15秒以内の動画撮影は個人での利用を目的とした場合に限り可能です。 ※個人での利用以外のメディア掲載や商用利用を目的とした写真撮影・動画撮影については、クラブおよびリーグの許可が必要です。

個人での利用というのはSNSやブログも含まれますのでTwitterInstagramアフィリエイトはしていないブログなどは大丈夫だと思います。動画に関しては15秒以内。この15秒ルールですがファン・ブースターの中でも守れていない方が結構多いのできちんと守りたいところですね。

www.hitachi-sunrockers.co.jp リーグが発表しているマナー・ルール以外にチームが個別に設定している場合があります。サンロッカーズ渋谷というチームが東京にあるのですが、こちらでは

お隣/前後のお客様に快適に観戦いただけるよう、カメラ本体を含め20cm以上の望遠レンズ、三脚を利用した撮影はご遠慮下さい。

というマナー・ルールがあります。試合会場へ行く前に主催チームのサイトで必ず確認しましょう。以上を踏まえた上で気を付けたいことを5点述べたいと思います。

フラッシュとAF補助光

フラッシュを使用した写真撮影、および周囲の観戦の妨げになる大きな機材(望遠レンズ、三脚など)を使用しての写真撮影はおやめください
カメラを初めて買った人やスマホで撮影している方に多いのがフラッシュの切り忘れです。会場でもフラッシュを間違えて焚いてしまう方を必ずといっていいほど見かけます(汗) 初期設定では大抵オートになっているため必ずオフにしましょう。

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またここには記載が無いですが一眼カメラにはフラッシュのほかに「AF補助光」という機能があります。カメラ側で一瞬だけ赤やオレンジの強い光をあててピントを合わせやすくする機能の一つです。

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写真にあるようにフラッシュ同様かなり強い光が出ますのでこれも試合進行の妨げになります。必ず設定をオフにしましょう。

周りのお客さんに配慮する

「カメラで写真を撮りますので邪魔になるようなら遠慮なくおっしゃってください」等と予め断りを入れておくとより良いと思います。お互いに気持ちよく観戦したいですからね。ぼく自身出来ているかと言われたら全然できていないので今後は自分も率先してやろうと思います。

会場スタッフに指示された場合は快く応じる

一眼カメラではファインダーを覗いて撮影している以上、カメラ本体と腕が顔付近まで上がります。少なからず他のお客さんの視界の妨げになっていることも念頭に入れておきましょう。会場スタッフの方から指示された場合、指示には従いましょう。

イベントによっては撮影禁止の時がある

試合開始前やハーフタイムのイベントに芸能人が来たり、地域の方や学生の子たちがパフォーマンスすることが多々あります。前者の芸能人の場合、撮影禁止が事前告知または会場でアナウンスされることもあります。

後者の場合はイベントに出演しているとはいえ一般の方もいらっしゃいます。本人や団体に許可もしくは開催しているチームの許可がない場合、SNSにアップすることは極力控えたほうがいいんじゃないかなと個人的には思います。わからない場合は主催者に確認してみるのもいいでしょう。もちろん出演者の関係者や親御さんなどはいいと思います(^^

選手を映した写真の背景に観客の顔が写っている

カメラやレンズの性能によって観客の顔がはっきりとわかるように写ってしまうことがあります。こういう写真をSNSにアップする場合はスマホのアプリなどの画像加工ソフトでモザイクをかけたりボヤかしたりきちんと処理することがおすすめです。

昔はこういった画像処理するには必ずパソコンと画像ソフトが必要でしたが、スマホで簡単にできる時代なのでなるべくそういった配慮をしていったほうがいいと思います。

最後に

ルールは守るという前提として、マナーに関しては個人に依存するところもありますがなるべくこういったことを心掛けるといいんじゃないかなと思って記事にしました。もちろんマナーについては「強制」ではないのでそれだけは注意してください。

ルールを守らなかったりマナーを逸脱した行為が多くなると撮影禁止になる可能性もあります。
※プロの興行でこれだけ撮影ルールが優しいのも珍しいんじゃないかなと思うので写真撮影を楽しんでいる自分にとっては本当に感謝しかないです。

マナー・ルールを守って写真撮影やバスケ観戦を楽しめるといいですね。それではまた。

プログレードデジタルのSDカード、読み込み・書き込み速度の検証(他社カードとの比較も)

f:id:Shu_KG:20200525102000j:plain 今回はProGradeDigitalのSDカードをパソコン上で読み込み・書き込み(リードとライト)を検証してみようと思います。

shu-kg.hatenablog.com カメラにおける書き込み速度検証はこちら。

検証に使うために使用する機材はソニー純正のカードリーダー。USB3.1 GEN1に対応した機種です。わたしのパソコンはUSB3.0対応です。余談ですがUSB3.0USB3.1 GEN1と同じ転送速度しか出ないそうです(GEN2から転送速度が倍になるそうで)。

このカードリーダーをパソコンに繋げて検証したいと思います。

検証結果

プログレードデジタル

プログレードデジタル SDXC UHS-II V60 GOLD 250R [64GB]
モリー種類:SDXCメモリーカード
最大書込速度:130MB/s
最大転送速度:250MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-II
※記事執筆時点で在庫切れです。

f:id:Shu_KG:20200525111710j:plain
読み込みは公称値通り出ました。そして書き込みに関しては公称値の130MB/sよりも良い数値が出ました。書き込み数値が高い数値が出ているのはありがたいですね。

あと一応比較のために持っているSDカードも検証してみました。

サンディスク

SanDisk 64GB Extreme PRO UHS-I SDXC
モリー種類:SDXCメモリーカード
最大書込速度:90MB/s
最大転送速度:170MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-I

f:id:Shu_KG:20200525112215j:plain
読み込み速度は残念ながら半分ほどしか出ず。外れのSDカードかもしれませんね。書き込み速度は公称値通り出ているのでカメラで使うときには問題ないですが、パソコンへのデータ取り込みは遅くなりそうです。

トランセンド

Transcend SDHCカード 32GB Class10 UHS-I
モリー種類:SDHCメモリーカード
最大書込速度:不明
最大転送速度:90MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-I

f:id:Shu_KG:20200525113103j:plain
読み込み速度は公称値より少し高い値が出ました。先ほどのサンディスクとほぼ同じですね。書き込み速度は40MB/sで手持ちのカードの中では一番遅い結果になりました。SDHCなので当然の結果といえば結果ですね。

ソニー

ソニー SONY SDXCカード 64GB Class10 UHS-II対応 SF-G64 [国内正規品]

ソニー SONY SDXCカード 64GB Class10 UHS-II対応 SF-G64 [国内正規品]

  • 発売日: 2017/04/24
  • メディア: Personal Computers
SDXCカード 64GB Class10
モリー種類:SDXCメモリーカード
最大書込速度:299MB/s
最大転送速度:300MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-II

f:id:Shu_KG:20200525113639j:plain
読み込み速度は公称値。書き込み速度は少し足りないですがきちんとスピードが出ているようです。

次に同じソニーの最上位モデルのタフシリーズ。

SDXCカード 64GB Class10
モリー種類:SDXCメモリーカード
最大書込速度:299MB/s
最大転送速度:300MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-II

f:id:Shu_KG:20200525113822j:plain
読み込み速度は公称値。こちらは書き込み速度に関しては公称値より低い数値が出たのでかなり不満の結果となりました。しかしタフシリーズということもあってかなり頑丈な作りになっている(と思いたい)はずなので、壊れにくいということに期待しておきましょう。

検証結果まとめ

今回の検証結果でわかったことはやっぱりプログレード社の製品はコスパが高いということ。ここまで絶賛していますが使っていくうちにカメラとの相性が悪く使えない可能性もありますので、実際使ってみて不具合が無いか試してみる必要はあると思います。

ソニーのカメラは他社のカメラと違ってSDカードの相性問題や不具合も多いとからしい(未確認情報です)。

はやく気軽に撮りに行きたいなぁ…。

プログレードデジタルのSDカードを買ったので開封とカメラ書き込みスピードを検証をしてみた。

f:id:Shu_KG:20200523102331j:plain ProGrade Digital(プログレードデジタル)のSDXC UHS-II V60 GOLD 250RのSDカードを購入したので開封してカメラでの書き込みスピードを検証してみました。

今回購入したのはプログレードデジタル社のSDカード64GBのモデルです。前々からコスパがいいと話題になっていたのと将来的に動画撮影に使うサブカメラの購入も考えていること、そして何より今回セール中(執筆時点での情報によるとセールは2020年5月30日23時59分までとなっているので注意してください)ということで購入してみました。

開封(外観)

f:id:Shu_KG:20200523102830j:plain この透明の袋に入れられていました。他社製品のパッケージに比べるとだいぶ小さいです。

ちなみに他社製品のパッケージはこんな感じ。 f:id:Shu_KG:20200523103310j:plain f:id:Shu_KG:20200523103317j:plain ソニーの上位モデルはかなり内容物も多いです。

f:id:Shu_KG:20200523103633j:plain 箱を開けるとプラスチックケースに入ったSDカード本体とプログレード社のソフトウェア(裏面は製品登録URL)のURLが記載された紙が入っていました。ソニーのと比べると箱がだいぶ小さくて内容物も最小限ですね。ここらへんでコストカットをしているのでしょう。

表面には書き込みスピードは表記されておらず記載されているのは読み込みスピード(最大250MB/s)のほうです。書き込みスピードは最大130MB/sです。ソニーのタフシリーズの最大書込スピード299MB/sと比べると半分以下ですがこの値段からしたら相当良いと思います。

f:id:Shu_KG:20200523103905j:plain SDカードの裏面です。書き込み禁止スイッチもついていますがこれって必要な機能なんですかねー。今まで使ったことないや…。ソニーのタフシリーズにはこのスイッチついてません。

他社製品の裏面も写真撮ったので置いておきます。すべて中国製か台湾製ですね。東芝のカードはどうなんでしょうね。わたし個人は〇〇製などは全然興味がなくて良い製品であればどこでもウェルカムです。

f:id:Shu_KG:20200523104220j:plain sonyのsdカード表 f:id:Shu_KG:20200523104227j:plain sonyのsdカード裏

f:id:Shu_KG:20200523104235j:plain サンディスク表、トランセンドf:id:Shu_KG:20200523104243j:plain サンディスク裏、トランセンド

書き込みスピードの検証

shu-kg.hatenablog.com 前回の検証記事はこちら。

今回もソニーのα7RIIIで検証しました。

カメラの設定
記録形式:圧縮RAW
同時記録:RAWをスロット1、2どちらにも記録する
連続撮影速度 Hi+:最高約10コマ/秒
シャッター:電子先幕シャッター
シャッタースピード:1/1000
ISO:3200

今回の検証で使用している手持ちのカードは以下の通りです。

プログレードデジタル SDXC UHS-II V60 GOLD 250R [64GB]
モリー種類:SDXCメモリーカード
最大書込速度:130MB/s
最大転送速度:250MB/s
スピードクラス:CLASS10 UHS-II

※記事執筆時点で在庫切れなので256GBのAmazonリンクへ自動的に飛ぶと思います。

  • 結果
    • RAWで連写速度が落ちるまでの枚数:82枚
    • 書き込み終了時間:約46秒

結果として他のUHS-IIカードと変わりませんでした。特に書き込みが遅くなることもないので連写勢としてはひと安心です。さらに書き込み速度の遅いサンディスクでも同様の値が出ているので心配はしていませんでしたが。

次回の記事ではパソコンのソフトを使って読み込み、書き込み速度を計測してみたいと思います。